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最後のティータイム 5

どれくらい時間が経ったのか、 或いは一瞬だったのかもしれない。 ドアが勢いよく開き、人間達が雪崩れ込んでくる。 「エルメーザ様!!!」 「何をしている貴様!!?」 普段は誰も寄り付かないはずのサロンに、見覚えのない大人達が入って来て レンシアはあっという間に拘束され、連行されてしまった。 一瞬の出来事で、 でも、ずっとずっと長い間だった気もする。 まるで夢の中にでも、いるみたい。

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