首に口付けられて、シャツをずらされ肩にも、背中にも口付けられる。 自分でもそんなに触れない場所にそうやって触れて貰っているのが恥ずかしいような、だけど嬉しくも感じてしまう。 「…レンシアさん…ここ、手ついて」 「…、はい……」 レンシアは促されるままにベッドに四つん這いになった。 腰に口付けられながら衣服を脱がされると、恥ずかしさが勝ってしまって顔が熱くなる。 「うわ…今日もセクシーが爆発している……」 意味のわからない事を言いながらイオンは下着の紐を片方解いている。 調節ができて楽だな〜程度で選んでいた下着だったので 果たしてお気に召しているのか本当は召していないのだろうかと不安に思っていると 急に臀部に口付けられ、びく、と身体が揺れてしまう。 「え…、い、イオンさ……っ！？」 触られたくて期待していた蕾に、ぬるりとした感触が走って思わず目を見開いて片手で口元を押さえてしまう。 今日はいつにも増して気合を入れて身体の隅から隅までピカピカにしていたとはいえ、そんな事は想定していなくて。 「…ゃ…だ、め……っ…あ…」 逃げようと引けていた腰を掴まれて、体内に舌が侵入してきて ただでさえ頭が爆発しそうになっているのに、彼の片手が中心に触れてくる。 「ぁ…、うそ……、っ」 止めなきゃと思うのに、中心を撫でられると膝がガクガクしてしまう。 暫く舐め溶かされていた蕾に指先が侵入してきて、足の付け根あたりを甘噛みされるとおかしくなりそうだった。