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4.※
片方だけだったのが両方触れてきたが、その時でも変わらずのフェザータッチにもっと触って欲しいと、小さく震わせながらもさりげなくその手に身を寄せた。
と、その時、両の乳首を押し潰した。
「んッふっ!」
ビクンッと身体を跳ねさせた。
しかし、その一回で終わらず、何回も押し潰すように摘んでは離すを繰り返した。
「んッンッ! ふっんッ! んんッ!」
強い刺激がする度に跳ねる愛賀の反応を愉しむように嘲笑う男の声が聞こえ、痛みも相まってじわっと涙を滲ませた。
さっきの物足りない刺激の方が良かったと思える、もはや苦痛と呼べるものから逃れようと身を捩り、首を横に振った。
「そんなに動いたら、気持ちよくさせられねぇだろ」
「んッんんっ!」
強く摘んだまま、捏ねくり回した。
そんなされ方をしても、その痛みから逃れたくて動いてしまいたくなる。けれども、また言うことを聞かなかったら、これよりももっと酷いことをされかねない。
恐怖と快感がないまぜとなって震える身体をどうにか押さえつけながらも、その刺激に耐えていた。
「乳首を触っているだけじゃ面白くないから、ココも触ってやるか」
目の前にいる男がそう言って、じわじわと硬くなり始めているソコに手を伸ばす。
そんなところまで乱暴にされたら、耐えられない。
せめての抵抗で首をゆるゆると振った。だが、その程度で止めるはずがなく、男は確かめるように服越しに触れた。
「ん⋯⋯?」
「どうした?」
「いや、おかしいな⋯⋯」
言いながら、先端部を手のひらでゆるゆると撫でる。
その刺激でさえも今の愛賀にとっては、声を漏らすには充分なものだった。
そんな愛賀のことを構わず、その男は裾を捲った。
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