頬に軽くキスをし、にんまりとした顔を見せつつ、下では先端部を指で円を描くようにくるくると撫でる。 耐えるように歯を食いしばるという必死な顔に悪戯心を突かれ、爪を立て、つんつんと突っついてみせると食いしばった唇の間から息を漏らす。 それをもっと見たくて、裏筋辺りを指先で沿うように撫で、くすぐるようにでたらめに触ると思わずといった声を漏らした。 嬉しがってる。 チャックを摘むように持ち、ゆっくりと反応を伺うように見上げた。 「そこまで、やる、つもりか⋯⋯っ」 「だって、先生が物足りないでしょ？」 「だからって⋯⋯っ」 口では止めようとはする先生の膨らんだ箇所が下着に包まれて露わになった時、それを軽く食んだ。 「なんてところを⋯⋯」 「ふふ⋯っ、まだまだこれからだよ⋯⋯」 「なに、が⋯⋯ふっ」 先端部を今度は手の平でくるくると撫で回し、ピクピクと反応するそれを優しく持ち、ゆるゆると動かす。 その動きがもどかしいと思っているのか、腰を小さく震わせ、しかし、身体は正直なようで先からじわっと染み出していた。 「⋯⋯興奮、しているね⋯⋯？」 「⋯⋯っ、そんな触り方をしたら⋯⋯っ」 「悦んでくれて、嬉しい。このままじゃあ苦しいから、出してあげるね」 口で下着を咥え、ずらした。 すると勢いよく出てきた。 目を開き、そしてうっとりとした目を向けた。 「先生の、大きい⋯⋯素敵⋯⋯」 それを頬ずりし、口に迎え入れる。 「え、君、何やって⋯⋯っ」 咄嗟に頭を掴み、引き離そうとしたが、愛賀は舌で先を舐めて、それを制止した。 口では止めてという先生のことは聞かず、ゆっくりと根元まで口に入れつつ、その動きを利用して、舌を裏筋に滑らせると、「ん⋯⋯っ、んん⋯⋯っ」とどうにか堪えようとする喘ぎ声を漏らし、足をガクガクと震わせていた。