それから根元まで到達した時、今度はまたゆっくりと先へ根元へと出し入れを繰り返し、そして勢いをつけ、頭を動かした。 「ふっ、⋯⋯ん⋯⋯は⋯ぁ⋯⋯」 先生の息が段々と荒くなり、手の甲で口を抑えているそこを突くように先だけ含み、はぁとわざと熱い息を吐きながら、舌を這わせた。 「⋯は⋯⋯あ⋯⋯っ⋯⋯ふ⋯っ、ふ⋯」 吐く息が短くなっていく。 真っ赤な顔をする先生のことを見上げ、「ね、きもひぃ？」と舐めながら訊ねた。 「⋯⋯きもち、いいって⋯⋯っ、は⋯っ、君が、そう思う、なら⋯⋯く⋯⋯っ」 「⋯ふんせぇが、ひもちよくならいと、だぁめ」 「は⋯⋯ふっ⋯⋯は⋯⋯」 合間に先をキスし舐め、口に含みつつも先生の大きなものを手で扱く。 「は⋯⋯っ、く⋯⋯っ、もう⋯っ」 「⋯⋯っ！」 急にガッと頭を掴まれ、半分ほど口に挿入(い)れられると含んだものがビクンッと脈動し、どろっとしたものが口の中に溢れた。 それは幾度なく飲んできた濃厚なもの。 無理やり突っ込まれて、苦しくて気持ちいい。 夢心地な顔をした愛賀は自身も軽く達した。 「あ⋯っ、ごめ⋯⋯吐いて⋯⋯」 一瞬正気に戻った先生は慌てて引き抜いたものの、愛賀は躊躇いもなくごくんと飲んだ。 驚きで硬直している先生に見せつけるように口を開けた。 「ふふ⋯⋯っ、美味しかった⋯⋯病院の食事よりもこっちの方がいいな」 「それは⋯⋯」 「だからね、先生。もっと濃いの、愛賀にちょーだい？」 足を開いた愛賀は濡れて欲しがっている後孔を指で拡げてみせた。