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第7話
毎週末、圭吾と光希は身体を重ねた。
飽きること無く重ね続けた。
また光希の家事への力の入り方が変わった。
今までと変わりは無いが、料理の出来、掃除洗濯の質が上がっているのだ。
圭吾も分かってはいたが、どうしてこんなにも家事に力をいれているのか不思議に思っていた。
「なぁ、なんかあったか?」
「ん?どうして?」
「なんか、家事の質が上がってると言うか…。時間を俺の家に割きすぎと言うか…。」
しばらく切っていない髪の毛はモサッとしていて目元が見えない。
久しぶりに会った光希の面影はなくなっていて、どちらかと言うと高校生の頃に逆戻りしているようだ。
圭吾の質問に光希は笑顔で応える。
「え~、だって東とのエッチ気持ち良いし、何より俺のめし食ってる時の東の顔見るの好きになっちゃったんだよねぇ~。だから捨てられないように頑張ってるって感じ~。」
「ほ、ほーん。」
そう言われて満更でもない圭吾は箸を進めた。
今日も週末、セックスをする日だ。
寝室で圭吾のモノをしゃぶる光希は嬉しそうだ。
そんな顔をみて圭吾はベッドに光希を座らせた。
「ん、どうしたの?」
「フェラ、俺もしてみたい。」
そう言うと口を開けて光希のモノをしゃぶりだした。
「んあぁんッ!ちょっ、俺フェラ弱いんだってぇッ…!」
舌先で裏スジを撫で、全体をしゃぶる。
吸ってみると光希の身体が仰け反る。
「ッ~~!」
ビクンビクンと痙攣すると口の中に白濁液が注がれる。
それを飲み込んで光希の顔を覗き込むと火照った顔をしている。
光希の顔をみた圭吾は更に苛めたくなり、光希の蕾に指をいれた。
「んあッ!まって…!イッた、ばっかなのに…!」
コリコリと前立腺を刺激しながら前もしゃぶる。
気持ち良さのあまり腰が勝手に動く。
糸も簡単に二度目の射精を終えるとぐったりと力が抜けた。
それでもまだ終わらない。
気付けば圭吾が覆い被さっている。
クパクパしている後ろの穴にぴったりと自分のモノをつける。
そしてゆっくりと押し入ってくる。
ズブズブと入る男根に前立腺を押し潰されながら奥まで届くのを待つしかない。
やがて根元まで入ったそれは厭らしい音を立てながら奥を突く。
トントンと奥を突かれる度に光希の口から甘い声が漏れる。
「あっあんッ!やぁッ、もうッ…イッ…くッ…!」
ビュルビュルと勢い良く吐き出された白濁液は光希の顔にかかる。
顔にかかった白濁液を舐めとると光希は言った。
「自分のは不味いや。」
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