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LESSONⅧ:第85話
「その格好、ワザとじゃないことは分かっている。でもな、誘っているようにか見えないんだ」
口元を抑えて何かを堪えるような雅紀は自ら浴衣を脱ぎ捨て、ナギサの両ひざを掴むとさらに脚を広げた。
まだ収まる気配のないナギサの硬いものをあらわにするように下着を脱がす。
恥ずかしい臀部の奥の窄まりまで見えてしまいそうでナギサは目を瞑る。
「隠そうとしてもすでに丸見えだ。お尻も可愛いなぁ……。ナギサは可愛くないところがひとつもない」
雅紀が覆い被さり、身体のすべてが重なりあう。
ナギサは両脚を雅紀の腰のあたりに絡ませて、溶け合うくらいに隙間なく抱き着いた。
もう誰も雅紀とのあいだに誰も入り込めないようにぴったりと。
触れ合っている部分は温泉に入ったせいか皮膚が熱くて心地よい。
雅紀は履いているボクサーパンツを片手で下ろし、屹立したものをナギサの性器に重ねた。腰を動かすと擦れあって途切れていた快感がふたたびナギサを襲った。
温泉で擦り合わせたときよりも大きくて硬い。どちらの愛液かは分からないが、腰が動くたびにねっとりとした音が部屋へ響いた。
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