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第2話
「わぁ……! なんですか、この部屋」
アオイと呼ばれた天使は、物珍しそうに部屋を見回す。部屋の中央には拘束椅子が置かれ、周囲には物々しい機械が置かれている。
この部屋を見た天使は2種類にわかれる。アオイのように好奇心に目を輝かせる子と、危険を察知して怯える子。
天使は無垢故、人の悪意や汚れた感情に気づかない。
「さぁ、仰向けになって寝て」
「はーい」
アオイは言われたとおり、背もたれが倒れた状態の拘束椅子に仰向けになる。
綾人が拘束椅子についてるベルトで手足を固定し出すと、先程まで能天気だったアオイも、不安そうな顔をする。
「あの、綾人さん……。なんで体を固定するんですか?」
「お前が逃げないようにだよ」
「ひっ……!」
優しかった綾人の豹変に、アオイは怯える。逃げ出そうにも、手足が拘束されてて動けない。
綾人は淡々と、アオイの衣を切り、一糸まとわぬ姿にすると、彼の体をゆっくり撫で回す。
「あ、綾人、さん……。やめて……怖い……」
「恩返しのためになんでもするって言ったのはお前だろ。お前は大人しく商品を搾り出せばいいんだよ」
綾人は冷笑を浮かべ、アオイの乳首をつまみ上げる。
遡ること3日前の夜。傷だらけのアオイは、牧場に墜落した。物音を聞いた綾人はアオイを助けると、手当をし、記憶も名前もないアオイに名前をつけ、面倒を見た。
天使のための薬を一通り持った綾人のおかげで、アオイは見る見るうちに回復し、お礼をすると申し出、今に至ると言うわけだ。
「大丈夫だ、痛くしない」
綾人の細長い指が、アオイの可愛らしい乳輪を優しくなぞる。
「んっ、ふ……なんか、変だよぉ……」
「天使ってのは、どいつもこいつも童貞処女でいいよな。オマケに何も知らないと来た」
くるくる優しく撫で回していると、ピンク色の乳首がぷっくり膨らんできた。強めに乳首をつまみ上げると、アオイの小さな体が跳ね上がる。
「んあぁ!?」
「いい反応だ」
「綾人さん、怖いです……」
「気持ちいいだろ? お前はその気持ちいいに集中してればいい」
綾人はアオイの乳首に、クリップローターをつけると、いきなり最強にした。
「ひううぅ!? あ、ああっ♡ ブルブルして、ん、はぁ♡ 気持ち、いぃ♡」
「そうだ、そうやって素直に感じてればいい」
綾人はアオイのアナルに指を這わせる。何も知らないそこは、かたく閉じている。
「お前の処女、今から奪ってやる」
「しょ、じょ? あ、んんっ♡」
綾人は部屋の隅にある作業場に行くと、桶に数種類の薬品とお湯を混ぜ、大きな注射器と一緒に持って来る。先程作った液体を注射器いっぱいに吸い取ると、アオイのアナルに挿しこんだ。
「あうっ!? な、なに?」
「もっと気持ちよくなれるプレゼントだ」
ゆっくり注入すると、アオイは苦しそうな声を上げながら、必死に耐える。
「まだあるからな。遠慮すんなよ」
「まだあるの!? いや……嫌です!」
嫌がるアオイを無視して、再び注射器を挿し込み、液体を注入する。
「あぐっ、うぅ……♡ くるしっ……」
苦しいと言いながら、アオイの頬は赤く染まっていた。
「まだあるから、尻穴締めとけよ」
綾人は液体を淡々と注入し続ける。アオイがどんなに苦しみ、懇願しようと、その手を止めなかった。
「はぁ、はぁ……もう、無理ぃ……」
アオイの腹は妊婦のように膨らみ、苦痛のせいか、体は小刻みに震えている。
「お前達天使のことは知り尽くしてる。何度も実験をしたからな。食ったものは排泄されず、チカラの源である聖気になる。それなのに人間のように、ケツ穴や性器はある。なんでか分かるか?」
「し、知らない……」
「俺に利用されるためだよ」
綾人の悪魔のような笑みに。アオイの顔が青ざめる。
「俺はお前たちを利用して、利益を得る。そうそう、知ってるか? お前達は食ったものを聖気に変えようと取り込むけど、それは何も口から食べたものだけに限らない」
「どういう、こと……?」
「ケツ穴やら尿道やらから入れられたものも、時間が経てば吸収する。それをお前の体を使って教えてやる」
綾人は僅かに残った液体を、今度は小さな注射器で吸い上げた。注射器の先端を、アオイの尿道に挿しこんだ。
「ひぃ!? や、やだ! やめて!」
アオイの懇願も虚しく、液体が尿道を通り、膀胱に溜まる。前と後ろに入れられた液体が、アオイの前立腺を刺激する。
「こぼれないようにしないとな」
綾人は尿道にプラグを押し込んだ。
「ひぎっ!? い、いだっ……!」
「あ? 気持ちいいの間違いだろうが。ほら、気持ちいいですって言えよ」
「ひっ……! き、気持ちいい、です……」
「ケツ穴に力入れて、こぼれないようにしろよ。こぼしたら痛めつけるからな」
「は、はひっ! こぼしません! だから、痛いことは……あ♡ んあぁ♡」
「よし、それでいい。1時間くらいしたら戻るから、我慢してろよ」
綾人は調教部屋を出ると、反対側のドアを開けた。
「あ、ああっ♡ もっとぉ♡」
「ひぎっ♡ イグッイグぅ♡」
「んお、ほおぉ♡ お、おおぉ♡」
少年達の嬌声と甘い匂いが、部屋に充満している。綾人はこの部屋を搾乳部屋と呼んでいる。
少年達はそれぞれ四つん這いや仰向け。はたまた逆さ吊りの状態で固定され、乳首とちんぽに搾乳器をつけられ、搾り取られている。
アナルには極太のディルドが一定の速度で出し入れされている。
「ひあっ♡ ごしゅじんしゃまぁ♡ 犯して、おかひてぇ♡」
「らめぇ♡ このちんぽケースを、お使いください♡」
綾人の入室に気づいた少年天使達は、自分を犯すように媚を売る。
「今日はお前を使ってやるか」
綾人は金髪の少年天使の前に立ち止まる。少年天使の腹は妊婦のように膨らみ、なんとも卑猥だ。
その腹には3という数字の焼印がある。
天使というのは、性別が曖昧だ。両性具有の個体もいれば、男性器しかない者も、女性器しかない者もいる。
男性器を持つ天使のメス化が進めば、子宮ができる。この少年天使のように。
「んあぁ♡ ありがとうごじゃいましゅう♡」
少年天使のアナルを犯す機械を停止して抜くと、自分のちんぽをねじ込んだ。
「あああっ♡ ごしゅじんしゃまぁ♡ ちんぽ♡
ちんぽちんぽちんぽぉ♡ ご主人様専用けつまんこに♡ んぐ、ひああっ♡ ズボズボってぇ♡ いい♡ あっついデカチンきもちいれしゅう♡」
天使とは思えないはしたない言葉を使いながら、3番は淫らに腰を振る。
「あ、あ、あ、あぁ♡ イグッ♡ ミルクでりゅうぅ♡」
3番は精液と母乳を勢いよく出した。出された液体は吸引され、ミルクタンクに注がれる。
これこそが天使牧場名物・天使のミルクの秘密だ。牛乳、天使の母乳、天使の精液を黄金比率で混ぜ合わせ、作り出される至極の1品。
天使の体液だけだと甘過ぎて飲めたものではないが、牛乳と混ぜ合わせることによって、飲んだ人達が幸せになる味が出来上がる。
「ほら、俺はまだイッてないぞ」
ピシャリと尻を叩くと、3番はアナルに力を入れる。
「ひゃうんっ♡ ごめんなさい♡ ガバ穴締めましゅ♡」
3番は再び腰を振り、綾人の射精を促した。ナカも卑猥に蠢き、精液を欲する。
「よし、奥に出してやる」
「くだしゃい♡ せーえき、ちんぽミルク♡ 奥に出してぇ♡」
奥に打ち付け、たっぷり射精すると、3番は母乳と精液を出しながら、みっともないアヘ顔を披露した。
「ちんぽ……ちんぽぉ……♡ しゅきぃ♡」
「まだノルマ達成してないだろ。働け」
綾人は再び3番のアナルにディルドを入れると、スイッチを押した。成人男性の腕ほどの太さがあるディルドは、少年天使のアナルをめちゃくちゃにかき回す。
「ご主人様、次は僕に♡」
「あぁん、らめぇ♡ 俺がもらうのぉ♡」
「後でな」
乳牛に成り下がった天使達に惜しまれながら、綾人は搾乳部屋を後にした。
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