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「も、ダメ。隼人さん、早く。ね、早くぅ……」
息を荒げながら、必死でおねだりしてくる比呂が、可愛い。
そんな彼を、もっともっと悦ばせたい。
隼人は、その一心で抽挿した。
「比呂くん。好きだ。大好きだよ。比呂くん」
「あ、はぁ、あ! だ、ダメッ! また、また、イッちゃうぅ!」
再び、比呂から勢いよく精が飛んだ。
引き攣り、震える比呂だが、隼人はその体をしっかりと支えて穿ち続ける。
「比呂くん……。愛してる。こんなに、こんなにも愛して……」
「んぁあ! 隼人、さん! あ……何、これ。何、これぇ!」
心が切なくて、苦しい。
体がイキッぱなしで、止まんない。
いっぱいに、満たされて。
満たされて、溢れかえって、狂おしい。
「こんな。こんなの、初めて……ッ!」
「比呂くん、一緒に!」
「え? はぁ、う! んぁあ、はぁああ!」
途端に隼人から、比呂へと熱い滾りが注ぎ込まれた。
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