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愛になるまで編 1 恋ってやつは、とにかく甘くて
恋には羽が生えている、と思う。
恋をしたら、ふわふわと身体は軽くなって、どこまでも飛んでけちゃいそうな気がしてくる。
ほら――。
「あっ……ん、や、ぁ……アキっくぅ……ン」
ふわふわ。頭の芯が痺れてく。
「もっ、い……よっ、早くっ、これっ」
キスで舌ったらずになりながら、片腕をアキくんの首に絡めて。もう片方の手で、跨って座ってる、俺とアキくんの間でガチガチになってるそれを撫でてあげた。膝の上に座ってる俺はアキくんの肩に唇を寄せて、中を撫でられる感覚に翻弄されてる。
「あっ、ンっ」
ねぇってば。
ほら、アキくんのもすっごい入りたそうにしてるじゃん。
ね?
もう大丈夫。そんなに丁寧に解さなくたって、ちゃんと入るし、ちゃんと気持ちいいから。ねぇ、ねぇ。
もう何度もそうねだってるのに、アキくんの指はまだ中を丹念にほぐしてくれる。そこまでしなくても、この身体はけっこう丈夫だし、そもそも、自分があの仕事をしてる時なんて、こんなに丁寧にほぐしたりしなくても全然大丈夫だったんだから。
「あっ……ぁっ……もっ」
ほら、すごいよ。
熱くて、硬くて、アキくんの先んとこからカウパーが溢れてる。
ねぇ、これ、俺の中に入りたそうにしてるよ? ねぇってば。
「ぅンっ……アキくんっ」
ねだるように手でアキくんのを扱きながら、乱れた呼吸を溢すその唇にキスをして舌を差し込む。
「ん」
熱くなった舌にしゃぶりつくと手の中のアキくんのがもっと大きくなってくれた。
「ね……アキくん」
「もう少し」
「あっ、ちょっ」
「まだ、指二本」
「やっあっ」
もういいってば。大丈夫だよ。そんなに丁寧に中を柔らかくしなくたって、入るよ?
ちゃんと気持ち良くなれるってば。
「まだ」
「あっ」
そう言いながらアキくんの長い指が、良いとこを優しく撫でてくれる。たまらなくて、お腹の奥のとこがきゅぅって切なく締め付けられる。
「も、欲しいって、ばっ」
「三本、まで」
「あ、やっ」
大丈夫。アキくんの形に俺の中、もうなってるから。だから、ねぇ、ねぇ。
「あんま俺のは触んなくていいから」
「や、ずる」
俺にはまだとか言うのに、アキくんのは触っちゃダメとかズルくない? こんなガチガチなんだから待たずに入れてよ。だって、ほら、俺の、中、もう。
「アキくんっ」
手で扱くのを邪魔するように、アキくんが俺のことを引き寄せた。ぴったりくっついた肌はしっとりとしていて、触れただけで震えるくらいに興奮する。アキくんの体温にうっとりしてくる。
「ちょっ」
入りたそうにしてるのに、ビクビクって跳ねてたのに。
「あっ」
やば。
「あっ、ンっ、待っ」
「三本目」
「っ、っっっ、あっ、ンンっ」
乳首にキスされて、尖った先を舌で押し潰されるようにされるとたまらない。
「あっ」
歯、で、噛んで欲しい。アキくんの歯で、痛くされたい。
「っ」
じっと見つめた。薄い唇が乳首の先に触れて、その隙間から見えた白い歯がピンク色になった感度の上がった乳首を――。
「あっ、ンっ」
「麻幌」
ゾクゾクって快感が込み上げてきて、三本に増やされた長い指をギュッと締め付けた。
「あ、あ、あっ」
中が、奥も、入り口も全部きゅんって熱くなった瞬間。
「は、ぁ……」
「麻幌」
「あ……ンっ」
指が引き抜かれて、ヒクつく孔に硬く張り詰めたアキくんのが。
「あ、アキくんっ、ぁ、あっ」
「っ」
入ってくる。やっと先端が孔の口に触れて、中に塗り込まれたローションが濡れた音を立てる。
この瞬間がたまらない。
丸い先端がピッタリと口をつけて、そのままゆっくり濡れた内側を抉じ開けてく。広げられて、くびれのところできゅって締め付けて、けど、それもかまわず奥までじっくり中に来てくれる。
「あ、あぁっ」
最後、奥を小さく突き上げられた瞬間、快感がビリビリって背中を走ってくのがたまらなくて仰け反ると、背中を大きな手が支えてくれた。
「あ、あっ」
「中、熱」
「あ、だって、アキくんが、そう、したっ」
あんなに丁寧に解されて、あんなにじっくり全身の感度上げられたら、中、熱くなる。
「あ、あ、あ」
そのまま腰をしっかり押さえた両手に翻弄される。繋がったそこがよく見えるように大きく足を開いて、自分からも腰を振って、中を行き来する熱を扱いてく。
「あ、気落ちぃ」
「麻幌」
「気持ちい? アキくん」
「っ」
「ね、もっとして、奥までたくさん」
気持ちいい、しかわかんなくなる。
アキくんに射抜かれて、奥まで何度もいっぱいに広げられて、乳首も、唇も、アキくんが欲しくてたまらなく疼いてる。
「あ、それっ、イくっ」
「っ」
「あ、あ、あ、、ダメ、イク、イクっ、も、イッっ……」
ぎゅってしがみついた瞬間、ゴム越しに中でビュクリと弾けた熱を感じた。
「あ、あっ……すご……」
「っ」
熱……。
「もっと、しよ? アキくん」
もっとして? この熱いので、俺の内側全部、とろけるくらいに。
「抱いて……」
甘く鳴きながら、ベッドの上で世界で一番やらしい濡れた音を立てて、イッたばっかでも硬いままのそれを扱いていると、震えるくらいに気持ち良くて、どろりって濡れた自分のが潮を吹いて、悦んでた。
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