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第9話 先生の予習が変なんですが

パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンパンパンパンパンパンパンッ!! 「んぐっ!ぐひっ!ひっ!ひっ!ひっ!ヒイッ!ヒイッ!ヒイッ!ヒイッ!」 快感なんてまだ感じる暇がなく、直腸をこするペニスの重量感に、激しい摩擦にただただ耐える。 両足を抱えグイッと広げて、上から打ち込まれた。 僕は必死で泣きながら首を振る。 恐る恐る目を開けると、彼のペニスが僕のお尻の穴を出たり入ったりするのが見える。 「ヒイッ!ヒッ!ヒッ!ヒッ!ヒッ!」 ひいっ!僕、犯されてる!!犯されてるううう!! 水城!水城イイ!!もっと優しくしてええ!! 目に飛び込むその抽挿が、余計リアルにその行為から来る感触が、身体を蝕むように次第に快感に変わっていく。 「はあ、はあ、はあ、はあ、あっ、あっ、あっ、あっ、」 「うっ、うっ、うっ、うっ、ふうふうふう、くそ、くそ、出る、出そう」 何か、あっあっ、へん、へんだよおお!!僕のお尻が変! 「うあっ!あっあっ!なんか、へん!あっあっ!!ひっ!ひいっ!!」 やがてひときわバンッと強く打ち込まれると、お腹の中で熱い何かが腸壁に出されるのを感じた。 「うくっ!んっ!んっ!んっ!」 彼が声を漏らしながら、何度も股間を押しつける。 うわっ、あ、あ、あ、中出しだ、彼の精液がっ!! 中出し??!!これ本当の、中出しって言うんだ。 マジで熱いの入ってるのわかる。 うわあああぁぁ…… あー僕はまだイケなかった。でもなんかモヤモヤジンジンする。 彼がやがてふうっと息を吐くと、入れたまま僕の身体に覆い被さった。 ああ、ああ、良かった、無事に終わった。怖かった。 「あー、3年分には足りない」 「はあ、はあ、やっと、初めてだもん」 あー、やっぱり水城はガマンしてたんだなあ。先生終了か~ ガマンが炸裂してる。 そう言ってる間に、またなんか起きて何度もゆっくり抽挿を始める。 「うーん、気持ちいい。一度出したら滑りが良くなったなー」 ジュッ、チュッ、ジュッ、チュッ、ジュッ、チュッ、チュッ、チュッ、 「やらしい音、ジュッ、チュッ、って言うのか。」 「やだもう。そんな物、勉強しないでよ、恥ずかしい」 「んー、これは先生トークのネタに出来ないなー」 「やめてよね!下品だよ?!クビになるよクビ!」 なんかマジで言いそう。 「3年分って何回だろ?えーと、最初の2年で何回会ってたっけ?週3?ここ1年は毎日だったよな」 「馬鹿?馬鹿ですかー??そんなに毎日出来るわけないじゃん。 ほどほどにしてよ、僕初めてなんだし」 「んー、何か治まらないんだよなー。封印を解かれた解放感が、俺の性欲をかき立てるぜ!」 「かき立てなくてイイです」 「なんで?あんなにしたがってたのに」 「いや、僕はセックスなめてました。こんなに凄いなんてさー ブッとくて長いんだもん、凄いよ、ストロークの長さというか、摩擦の刺激がさ、 僕の細い腸をムリムリッて無理矢理広げて、ガシガシこすってる感じ」 「言う事エッチだなー、凄い……凄いかーぁぁぁあああ来たー、また来た」 「ええええええーーーーー!!」 「麻都がエッチなこと言うから~」 ジュチュ、ジュチュ、ジュチュ、チュッチュッチュッチュッ、パンッパンッ パンパンパンパンッ! 「ま、ま、ま、マジ?あっあっあっあっイッイッイッイッ」 「だって、まだ麻都はイッてないでしょ?君も気持ちよくならないと」 まだ、そこまで行ってないんだよお!!わかってよおおおお!!! パンパンパンパンッパンパンパンパンッ 「うっうっうっんっ!んっ!んっ!あっ!んあっ!」 「はあはあ、ねえ、気持ちイイ?ここ突くとか」 「んあっ!イひイッ!んっ!んっ!あっあっあ!!!」 「ふう、ふう、ふう、そうだ。そうだ、思い出してきたぞ本の内容」 「え?本?あっあっあっあっあっあっ!ひっ!」 水城の息遣いはますます激しくなり、抽挿も激しくなる。 腰を上げてどんどん突かれる。体位で本当に突かれる場所とか快感が変わる。 片足上げて横から突かれ、また新しい場所を突かれると新しい感覚が生まれる。 「ヒイッ!ヒイッ!あっあっ!!な、なに?!!あっあっ!ヒイッ!」 僕は思い切り身体を反らせて、最後身体中突っ張って、アゴ上げてヒイヒイしか言えなくなった。 「ンッ!ンッ!ンッ!ほら、それだよ、それ!気持ちいいだろ?麻都も出せ!出せ! ほら、一緒に!うっ!うっ!!」 「ひっ!ひいっ!ひいっ!ひいい!!」 腹の中で精液が腸壁にまた叩きつけられる。 僕も身体がビクビク跳ねて、ガクンと身体から力が抜けた。 「あー、麻都全然出ないね。こう言うの空イキって言うのかな? うん、いい。いいな、こんなに麻都とのセックス気持ちいいんだ」 「はあはあはあ、か、空イキ??はあ、はあ、はあ、なんか、余裕がない。 余裕が、なさ過ぎる。はあ、はあ、はあ、ね、ねえ、なんで僕の、はあはあ、こすってくれないの?」 なんか水城は自分の快感ばかり追って、僕のチンチンにちっとも構ってくれない。 僕も必死で踏ん張る事しかできない。 なんかとても僕は満足に遠い。 「あ、忘れてた。だから出ないのか。んーそうだな、本にはなんて書いてあったかな? ちゃんと予習はしてきたんだ。 いや、そうだ、お尻だけでイッた方が快感が上がると書いてあったな。 うん、麻都くんはお尻だけでイッてみよう! 朝までまだ時間がある、先生と一緒に頑張ろう!ね?」 はああああああ…………水城って本格セックスこんななんだ。なんか変な本読んでるなあ。 3年ガマンさせて、何か方向性が変わっちゃったというか、 体育系?マジ今夜だけにして欲しい。 あのホテルで一夜はロマンチックだったなあ。 「頑張るものじゃ無いでしょ!ねえ、一度抜いてよぉ」 「うん、そうだな、ごめん」水城が身を起こし、ヌルンと抜いた。 「うひぃっ!」 うわあっ、凄い、なんて言うか喪失感。 満たしていたのが、いきなり空っぽになる。 お尻の違和感が凄い! 水城はまだ、それでもまだ立ってる。 うわあ、凄い大きい。立つとほんと容量アップする。 凄い、やっぱ大人だ。触ってみたい。 「ね、え、ねえ、なめていい?」 いや、違うだろ。僕、違うだろ?

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