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第15話 最低 ※R18

「……!」  俺はディルドも放り投げて、夏彦の乳首を責めていたローターも取ってやった。床に落ちていた貞操帯の鍵を拾う。 「ナツも、男だもんな。ちんぽでイキたいよな?」 「っ……」  ごくりと夏彦の喉が鳴る。 「しゃーねえ。ちんぽでイこうな、ナツ」  俺は自分のズボンのジッパーを下げ、勃起してパンパンになったチンコを取り出した。  今度は指用でなく、チンコに嵌めるコンドームを付ける。 「あっやっ……チンコでイくって」 「おれのちんぽでイケるだろ、ナツ。一緒にイこうな」  俺は夏彦の身体をうつぶせにし、覆いかぶさって夏彦のケツにチンコを挿入した。  俗にいう、寝バックという奴である。 「あああっ……深っい、ああっ!!」  俺は夏彦の両脇に手をついて腰を振る。腰がぐっと重力と体重で引っ付くまで最奥を犯してやる。 「あっ!あっ!あっ!深、あああっ!」  夏彦がまた全身を強張らせる。またナカでイッたのだとわかる。  と、俺も夏彦の内部にぎゅううと搾り取られて射精した。 「今度はほんとに貞操帯、外してやるから」 「……ぁっ……」  貞操帯が嵌められたチンコを手にするだけで夏彦が喘ぐ。  カチリと鍵を回し貞操帯を外したチンコは、その瞬間、ブルンと腹に着くまでに反りあがった。 「おーおー、期待しちまって……」 「そんなんじゃない!」 「じゃ、自分でしろ」 「……!?」 「ほら早く。脚閉じんなよ」  夏彦が自分の手で足を持って開く。  羞恥で顔を赤く染めて、ぶるぶると震えている。 「竿、扱いて。イイとこ、自分で弄って」  言われるままに、夏彦は足を大きく広げたままチンコに手を伸ばし、自慰行為に耽り出した。 「ぁっ……ぁっ……イく、もうイキたい……」 「まだダメ」  俺の言う通りに夏彦が自分のチンコの根元をぎゅっと握る。 「まだだぞ」  夏彦が内ももをがくがくと震わせる。 「待て。できるな?」 「ぁっ……もう無理、」 「イッていいよ」 「ぁああ!」 「ちゃんとイけたな。……気持ちよかったな?」 「……最低だ!」  ペチン!と、柔らかく頬が張られる。  いつもなら全力の張り手が飛んでくるのだが、イキすぎた身体では力が入らないのだろう。 「でもいっぱいイけて気持ちよかったろ?な?」 「……かった」 「ナツ?ん?言えって」 「気持ちよかった……!」  俺は夏彦に深いキスをする。  夏彦は涙を目に浮かべて、その後号泣した。  その日は泣きじゃくる夏彦を風呂に入れてベッドの中まで連れて行って、抱きしめて眠った。よっぽど辛かったのか、それとも気持ち良すぎたのか、俺には判別がつかないが、こいつの機嫌を取るためなら何でもしよう。まさか本気泣(マジな)きされると思っていなかった俺は大いに慌て、夏彦に尽くした。 「なぁナツ」 「……」 「お仕置きエッチ、どうだった?本よりヨかった?」 「……触るな!」  バチン!また、緩やかな張り手をくらって俺達のお仕置きエッチは終了した。

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