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あらすじ
禁欲を言い渡されたカイラは改めて自慰ができない辛さと夢魔の呪いの恐ろしさを知る事となる。
ヴェルトは未成年であるカイラに好意を抱き始めた自分を軽蔑しながらも、カイラの劣情を掻き立てるように弄んだ。
3日目の夜。親友である魔導学校の教師ガゼリオと酒を呑み交わし帰宅した時に、ヴェルトはカイラの自慰を見る事となる。
その事を執拗に揶揄い、ヴェルトはつい自分がカイラに好意を抱いている事を伝えてしまうのだった。翌朝カイラにその事について問われたが、ヴェルトはカイラの将来の為にと全て忘れたフリをした。
4日目の事。ガゼリオが大通りを歩いていると、たまたまショッピングで出かけていたカイラとヴェルトの2人を目撃する。
カイラの元教師という立場であり、昨日のヴェルトの話から2人が不純な関係を築いているのではないかと疑い自身に透明化の魔法をかけて尾行し、2人が宿泊するホテルにてヴェルトのみを誘き寄せ、カイラとの関係を問い詰めた。
一応誤解(?)は解けたものの、その時既にカイラの呪いにより抑え切れぬ程の劣情が湧き起こり、ヴェルトへの想いが溢れた結果、ガゼリオはヴェルトを魔法で拘束し暴挙に出る。
その日の深夜。魔力の残滓を調べた事によりヴェルトが何者かに乱暴された事を知る。
カイラはヴェルトの嫌な記憶を上書きするという名目で彼を魔法で拘束し、後孔を弄んで禁欲期間中の復讐を見事に果たしたのだった。
その後、遂に約束の5日目となり、 カイラはヴェルトに弄ばれたらしいので、復讐の意味があったかどうかは謎である。
疲れて自分の隣で眠るヴェルトを見て、満足感と後悔で心が満たされてゆく。
自分のせいでヴェルトが襲われたのだと責任を感じたカイラは、もっと魔法を学び強くなる事を決意したのだった。
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