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第2話 魔王の、絶望の始まり~魔王視点~

ベットの上で、ガチャンと音が鳴り響く。 俺は、黄金の髪の男、勇者エルフに捕まっていることを思い出す ある日、あいつが、魔王城に乗り込んできて、 俺の部下を殺した別に愛情や友情はないが、一人ではなかった……。 俺は異世界転生してきた紛い物の魔王だが……。 ネグレクトを受けて育った俺には周りに誰も救ってくれるひとはいなかったまるで、そこには何もいないかのように……。最後は、食べ物ために働き過労死したフラフラして意識を飛ばすなかで、手をあげる 最後みたのは自分の腕だった……。 異世界転生をしてきたのだ 魔王になった今、かりそめだが孤独から抜け出せていたのに。 あの、エルフのせいで俺の安らぎが消えた……。 あいつは、愛してるとしきりにいうがあんなのは愛ではなく支配だ……。俺は支配されるのが嫌いだ。 真名、それは転生する前の、人間の時の名前それは知られてはいけない……。 それに、俺はそういうことをしたことがない……。 魔王だから、いろんな誘いがあったが、中身が魔王ではないことがばれないようにしてないから、あいつに初めてイかされた思わず、力が入ると首が熱くなる「だれか……。」と呟く。 だれに助けてと言おうとしていたのだろう 今も昔も助けてくれたものはいなかったのに…… 「起きましたか?あぁ、ダメですよ……抵抗しちゃっ それとも、気持ちよくなりたかったんですか?」と耳元でささやくエルフを力込めて睨む 「俺は、魔王だ。誰にも俺は縛られない縛られくらいなら死んだ方がましだ」といい思いっきり口を噛む鉄の味がひろがるのを感じながら 「な、な、なんで……ヤッ」と下着が冷たい脳が飛んでしまいそうになるほどの温かさが快感からくるものだということに気づいたのは、しばらくしたころだった。 あいつは、俺の口を舐めると、 「気持ちよかったですか?痛みも快感に変わるようになっていますから、そんなに気持ちよくして欲しいんですね……。本当に欲張りですね……」 そして、首にキスをしながら囁く 「愛しい人、私にあなたの名前を教えて 素直にいってごらん そしたら、君に私の全てを捧げるよ」 と愛の告白をしながら、脳を溶かしてこようとしているエルフに 唾をかける魔王をみて、喜んでいるかのように笑う 「君って、本当に愛らしいほどバカだね……。それが、またかわいい……」と 首をまた、下から上となぞり、熱を帯びた空気をくすぐるように吹き掛けながら、タトゥーを歯が食い込む痛みさえも熱くて、キモチいい……。あいつは、そういってまた下を触ろうとする。 俺を解放するきがないことが分かり絶望で、 早く殺してくれ……。 その思いを裏切るかのように体が熱をもつ

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