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第5話
屋上に行けばいいんだよな。
てか、ホントに誰だっけ?多分年下だったと思う。ネクタイの色が違う気がしたし。(ちなみにネクタイの色は学年によって違くて、上から赤、青、緑ってなってるんだよ!)
3年のクラスに1人で来るとか勇気あるよなぁ。
とか悶々してると屋上に着いた。
「あっ!先輩コッチです!」
声のする方を見ると3年のクラスに来た勇気のある2年の姿があった。
「ごめん遅れて。」
「いえいえ!来てくれないかと思いましたよ!!嬉しいです!」
目の前の男は、茶色の少しふわふわした髪をしていて、身長は俺より高い。顔は女の子にモテそうな甘い顔。
「あの、ごめん。名前は?」
「俺は、佐藤夏季です。覚えて下さいね!」
ほぅ。
「で。俺になんの用?」
早く本題に移りたい。
「えーと、強姦しようと思って笑」
ん。
ごうかん?って、何。
「えーと。ちょっと帰っていいかな?」
こいつやばい奴だ。
「駄目ですよ。先輩は逃げられませんよ。」
そう言うとこいつは楽しそうな顔で笑った
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