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第21話

目を開けると白い天井が視界に映った。 確か、佐藤家でめちゃくちゃにされたんだっけ? もう朝? 寝すぎたかも笑 上半身を上げようとするとケツが痛い。 「…ッーー」 昨日は確か、佐藤に散々オモチャ使われてヤバかったんだよなぁ。それを幼なじみって言ってたヤツが助けてくれたんだよな。 ガチャ 「起きたか?」 ドアから佐藤の幼なじみが出てきた。 「…うん。あ〜ココってどこか教えて。あと、名前なんだっけ?」 昨日教えてもらったが思い出せない。 「ここは俺の家。で、俺は佑亮。」 この男なんか表情が読み取れない。しかも、ヤバイぐらいの整った顔。なんかここに居たくない。 「まじか。てか、何故お前ん家におれが居るの?」 昨日は佐藤のアソビ部屋だったのに。 「俺が運んだ。あと、佑亮って呼べ」 そう言うと部屋を出ようとする。 「まって、佑亮。俺今日用事があって…」 ここでコイツが行ってしまったらいつ帰れるか分からないし、直輝の試合の応援に行く約束もしてたし。 「…誰と。」 なんか空気が変わった。 「直輝」 嘘をついてないので堂々と言うと、佑亮はいきなり俺に近ずいて強引に唇を奪った。 「んっ!?ん、っ、、、なにっ?」

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