21 / 26
第21話
目を開けると白い天井が視界に映った。
確か、佐藤家でめちゃくちゃにされたんだっけ?
もう朝?
寝すぎたかも笑
上半身を上げようとするとケツが痛い。
「…ッーー」
昨日は確か、佐藤に散々オモチャ使われてヤバかったんだよなぁ。それを幼なじみって言ってたヤツが助けてくれたんだよな。
ガチャ
「起きたか?」
ドアから佐藤の幼なじみが出てきた。
「…うん。あ〜ココってどこか教えて。あと、名前なんだっけ?」
昨日教えてもらったが思い出せない。
「ここは俺の家。で、俺は佑亮。」
この男なんか表情が読み取れない。しかも、ヤバイぐらいの整った顔。なんかここに居たくない。
「まじか。てか、何故お前ん家におれが居るの?」
昨日は佐藤のアソビ部屋だったのに。
「俺が運んだ。あと、佑亮って呼べ」
そう言うと部屋を出ようとする。
「まって、佑亮。俺今日用事があって…」
ここでコイツが行ってしまったらいつ帰れるか分からないし、直輝の試合の応援に行く約束もしてたし。
「…誰と。」
なんか空気が変わった。
「直輝」
嘘をついてないので堂々と言うと、佑亮はいきなり俺に近ずいて強引に唇を奪った。
「んっ!?ん、っ、、、なにっ?」
ともだちにシェアしよう!