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 アルネの肌を撫で、乳首を愛撫し、性器を弄りながら、エディンは彼の後ろへと手を伸ばしていた。  触れた蕾はまだ固く、彼が本当に初めての体であることを物語っている。  そっと指を入れると、アルネは途端に背を反らして跳ねた。 「んぅッ!」 「大丈夫。君の体は、ちゃんと準備ができている」  そこは確かに、オメガの愛液で濡れていたのだ。  少しずつ指を深く入れ、中を探って解きほぐす。  指の本数を増やすと、アルネは絶え間ない喘ぎを吐いて訴えた。 「うぅ、う。はぁ、はぁ、あぁ……あッ! んあぁッ!」  良い所に指が当たると、愛液がふんだんに溢れる。  そろそろ頃合いか、とエディンは指を抜いた。 「アルネ。これから……いいか?」 「……はい」  初めての快楽に、涙目になっているアルネだ。  その姿に激しい愛しさを感じながら、エディンは彼に体を重ねていった。

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