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 エディンのいたずらな舌先で掘り起こされ、アルネの乳首はぷくんと腫れた。  そのまま舐め転がし、強く吸う。 「んっ、うぅ! はぁ、はぁ、んあぁ!」 「アルネ。可愛い声だが、よく響くな」 「も、もう! 誰のせいだと……んッ、あぅ!」 「隣に、聞こえるかもしれん」 「うッ!?」  アルネは慌てて、両手で口をふさいだ。  その初々しい仕草に、エディンはさらに調子に乗って彼をいじめた。  胸を弄りながら、片手をそっと下に伸ばし、性器を優しく握ったのだ。 「あぁッ!」 「隣に声が……」 「い、意地悪!」  だが、そんな制約も、アルネを昂らせる材料だ。  声を殺しながら、高みへと駆け上がっていった。 「ッく! んぁ、あぁ!」  勢いよく放たれた精は、エディンの手のひらを温めた。  それをアルネの後ろに塗り込め、彼はさらに意地悪を言った。 「さぁ、ここからが本番だ」  優しく甘い意地悪の予感に、アルネは小さく震えた。

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