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「アルネ、指がちぎれる!」 「自業自得です!」  意地を張るアルネに、エディンは優しく口づけた。 「意地悪を言って、すまなかった」 「んぅ……」  甘いキスを交わして、仕切り直しだ。  エディンはアルネの後膣に、すでに猛ったものを当てた。 「何度も言うが、痛かったら教えてくれ」 「はい」  すでに先端が埋まっている感覚に、アルネの腰は浮いた。 (やだ。勝手に体が、動いちゃう)  そして、ゆっくりと挿入ってくるエディンに併せて、背を反らせた。 「うぅあ、あぁ。はぁ、はぁ、んぅ、あ、はぁあ……!」 「いいぞ、もうすぐ中ほどまで進む」 「えぇ……まだ先があるんですか……」 「よくやった。今、半分挿入った」  そこでアルネは、手をひらりと振った。

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