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第四十一章 愛している
エディンの施す愛に、アルネは悲鳴を上げて悦がった。
初めての時より、腰突きが速い。
その快楽に、酔った。
だがしかし。
「あぁ! ふッ、んぅ! や、やッ、ヤだぁ!」
「えっ、嫌なのか? 苦しいのか」
慌てて動きを止めたエディンの腕に、アルネはすがった。
「あ、ヤだ……止めちゃ、イヤです」
「う、うん」
再び行為を始めると、やはりアルネはこう言った。
「ふ、あぁ! や、ヤだぁ。イヤあぁ!」
「ど、どうしたら、いいんだ!?」
「は、恥ずかしいんです……音が」
「音?」
エディンとアルネが交わるところは、オメガの愛液でたっぷりと潤っている。
それが抽挿のたびに、水音を立てるのだ。
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