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「可愛らしい音だと、思うが」 「で、でもッ。恥ずかしいんです、僕……」 「そうか。解った」  エディンは、再び動き始めた。  先ほどより、もっと速く。  もっともっと速く、腰をやった。 「んぁ、はぁ、あ! あぁあ!」  やはり、音が鳴る。  ぷちゅん、くちゅんと、愛らしい音が響く。 「やぁ、あ! い、イヤだ、って、言ってるのにぃ!」 「私は、聴きたいんだ」 「も、もう、だめッ! ダメぇえッ!」  アルネは再び、悲鳴と共に精を放っていた。  溢れ出た体液が、エディンと繋がっているところへと流れ落ちる。  水音はさらに大きく、淫靡な響きでアルネの耳に届くようになった。

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