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エディンを膝枕に抱き、ヨシヨシしていた自分を思い返して、アルネの頬は染まった。
それでも彼は、まだ不安だった。
「エディン様は……僕を癒しとして。それだけで、見ておられないのでは?」
「違う」
即答した、エディンだ。
「確かに君を、純粋無垢な天使と感じた時もあった。しかし、アルネは血の通った人間なんだ」
私は、天使をパートナーにしたいとは思わない。
「君は決して、癒しだけの対象じゃない。アルネは私に、知恵を、勇気を、そして愛情を見せてくれたじゃないか!」
「エディン様……!」
不安げだったアルネの顔は、喜びの表情へと変わった。
「エディン様も僕に、広い世界を見せてくださいました。ものの見方や、決断力を教えてくださいました」
そして。
「そして、愛情も。愛してます、エディン様!」
アルネはベッドから跳ね起きると、エディンをしっかりと抱きしめた。
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