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第六十九章 唯一無二のつがいとして

 アルネの家族が祝福し、エディンの親族も認めた、二人の結婚。 「私たちは、公認の仲になったんだ」 「は、はい……!」 「もう誰も、私たちを引き裂くことはできない」 「そ、そう、ですね……!」 「どうしたんだ、アルネ。嬉しくないのか?」 「もう! 解ってるくせにぃ!」  子どもの無邪気さを取り戻したエディンだが、大人の経験と技巧を尽くして、アルネを可愛がっていた。  すでに二人は、その身を一つに繋いでいる。  動くエディンの腰突きが、ひどくねっとりとアルネを掻き回すのだ。  そうかと思えば、不意をついて細かく速く抜き差しする。  アルネは何度でもオーガズムに達し、いくらでも精を吐いていた。

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