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「僕、すごく感じて。気持ちよくって、もう意識がほとんど飛んでしまって……」
「そ、そうか。それは、少し嬉しい……」
やはり小さな声で、もぞもぞと喋るエディンだ。
千人斬りのカサノヴァが、まるで10代の少年のよう。
アルネの前では、自分の全てをさらけ出しているのだ。
恥ずかしい部分も、情けない姿も、全部。
だが、一番伝えたいことだけは、胸を張ってハッキリと言った。
「愛しているよ、アルネ」
「僕も、大好き。エディンを、心から愛します」
そっと唇を合わせ、深く繋がり、熱く求め合った。
それは下肢にも伝わって、アルネの体内に埋め込まれたエディンは、硬く引き締まった。
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