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第2話
「スマホ渡せってかさっき撮った写真消せっ」
会計を済ませ外に出るや否や功太はそう言い龍は「うーん、どうしよっかなー」と言う言葉を発した。
功太の顔が怒りで赤く染まる。その時、功太は自分がワンピースでいる事を忘れていた。功太を見た功太がいる街の中にいる人々は功太を嘲笑したり功太の姿を撮影したりしている。その事に気付いている龍は刹那「そんな事よりいいの?」と言う言葉を発した。
「何がっ」
「みんな功太の事見たりしてるけど」
「エッッ」その時やっと自分がワンピース姿でいる事を功太は思い出した。
「くっくそっ覚えてろよっっ」功太はそう言うとその身を翻した。
刹那、龍が功太の腕に手を伸ばした。
「エッ」功太は目を丸くし龍は「功太、こっちから帰った方が人目につかないよ」と言う言葉を発した。
それから人目に付きにくい道を走って帰宅した功太は龍に写真消せよっと言う言葉を発した。
「いいけど条件がある」
「ハア?テメェオレの写真勝手に撮っといて何言ってんの?」
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