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03写真

「朱音ちゃん、俺たち今AV鑑賞中なの。朱音ちゃんも一緒に見る?」 「嘘!? やだ、亮ちゃんのエッチ!! お兄ちゃんたら不潔!!」  亮と朱音が電話で話している声が聞こえた、朱音は帰ってしまったみたいだった。今度こそ亮に抱かれると思って僕は悲しくて涙が出た。子どものように泣き続ける僕を見て亮はこう言った。 「分かった、入れねぇよ。でも素股くらいしてくれよ」 「素股?」 「そうやって可愛く首をかしげねぇの。抱きたくなるだろ」 「それは嫌、素股ってどうやるの?」 「ほらこうやって両足を閉じて、その間に俺のものを挟むだけさ」 「うん、分かった」  僕はシャツ以外の服を脱がされて、亮に素股で相手をした。太ももをきゅっと締めて亮のものを挟み込んだ。疑似的なSEXみたいだった、太ももに亮のものが当たる感覚がしていた。しばらくして亮は射精した、僕のお腹の上は精液まみれになった。 「もういい?」 「駄目、あと三回はやらせてくれ」 「うん、分かった」 「くそっ、本当は抱きたいぜ」  亮は無理に僕を抱かなかった、僕は正直凄くホッとした。そうして三回の射精で僕は精液まみれになったからお風呂に入ろうとした。そうしたら亮がこんなことを言いだした。 「智也は一回しか出してないだろ、俺がぬいてやる」 「いいよ、そんなことしなくていいよ」 「いいから俺に任せろって、サービスだフェラしてやるぜ」 「ああっ!! やめてぇ!! そんなのすぐいっちゃう!! いっちゃうから!!」 「ん、濃い精液出たな。お前オナニーとかしないの?」 「僕はそういうことは苦手で、いったのもさっきのが初めて」 「天然記念物かよ!? ますます俺のものにしたくなった」 「亮、それは」 「安心しろ抱かねぇよ、今はな」 「……………………」  僕は亮と一緒にお風呂に入った、精液が洗いながされて綺麗になった。亮が僕の体を洗おうとするのを止めさせて、自分で頭と体を洗った。 「先に出てろ、智也」 「分かった」  亮はお風呂場でまたぬいてるみたいだった、僕は眠くなってきて亮のベッドでうとうとしていた。亮がお風呂から出てきたら、僕は頭を撫でられた。そうして亮に抱きしめられて僕は眠った。僕は亮が好きで、亮も僕が好きだけど繋がっちゃいけないと眠る前に思った。 「おはよう、智也」 「んー、おはよう。亮」 「智也は相変わらず朝が弱いな、んぅ」 「うぐぅ、ってだからってキスしなくていいだろ!!」 「でも目がばっちり覚めたろ」 「覚めたよ、もう」 「いいから朝飯食おうぜ」 「うん、分かった」  それから亮の家で豪華な朝ご飯を食べて、僕は一度着替えに家に戻った。朱音にもあったが、凄く嫌な顔をされてしまった。女の人にとってAVを見ているということは嫌なことみたいだ。僕は制服を着替えて家を出た、そうしたら亮がいたから一緒に学校に行った。学校では大学を目指して自己学習をした。この前の模試の判定では合格になっていたが、気は抜かずに勉強に励んだ。昼休みになったら亮と学食にいって昼食を食べた。 「亮、大学に行ったら、本当に二人暮らしをするつもり?」 「おうよ、既に俺の親の了解はとってる。お前の親もな」 「えっ、父さんが二人暮らししてもいいって言ったの?」 「ああ、亮君となら安心ですって、すぐ了解くれたぜ。だから智也、そろそろ覚悟決めとけ 「なんの覚悟っていい、言わなくていいよ」 「覚悟は覚悟さ、早く俺のものになれ」  亮はまだ僕を抱くつもりだった、僕はどうしたらいいのか迷った。大学に受かったら既に二人暮らしということは決定しているようだ。それをどう止めさせたらいいのか考えた。考えたが良い案が浮かばなかった。そして、午後も自己学習をした。学校が終わると亮が言った。 「今日も俺の家に来いよ、これ決定」 「勝手に決めないでよ、亮」 「なぁ、智也。これなーんだ」 「はぁ!?」  亮が携帯でみせたのは全裸で精液まみれになった僕の写真だった、亮はそれをたてにこう言ってきた。 「今日も俺の家に来るだろ」 「行く、行くからそれ消してよ」 「嫌だ、俺の大事なおかずだからな」 「そんな!?」 「いいから帰るぞ」 「分かったから、それ消して」  僕が何を言っても亮はその写真を消してくれなかった、それどころか亮の部屋に行ったら信じられないものを見せられた。それは昨日の一部始終を映した動画だった。僕の恥ずかしい姿が全部映っていて絶句した。 「なぁ、智也。SEXしようぜ」 「嫌だよ、亮とは友達だよ」 「いーや、お前は俺のことが好きだね」 「何でそんなことが分かるの?」 「普通な昨日みたいなことをされたら、嫌いならゲロを吐き散らかすぜ」 「そうかもしれないけど、僕と亮は友達だよ」 「俺は恋人になりてぇんだよ」 「無理だよ」  僕がそう言うと亮が僕を抱きしめてキスをしてきた、また深いディープキスだった。僕は止めてほしくて亮から逃げようとした。でも逃げられなかった、亮はしっかり僕を抱きしめていた。そのままベッドに押し倒された、そうして何度も何度もキスをされた。そうしたら僕の携帯が鳴った、亮はキスを止めてくれて僕は携帯にかかってきた電話に出た。 「智也、貴方今どこにいるの?」 「母さん、亮の家だよ」 「あんまり頻繁にお邪魔したら迷惑でしょう」 「そうだね、僕やっぱり家に帰るよ」  そこで亮が僕から携帯を取り上げた、そして母さんと話し始めた。何を話しているのかは聞き取れなかった。やがて亮は携帯を切った。 「今夜も俺の家に泊まっていいってよ」 「亮、一体母さんに何を言ったの?」 「俺の家で一緒に勉強したほうが効率が良いって話しただけさ」 「嘘つき、勉強なんかしてないくせに」 「いいんだよ、保健の勉強をしてるだろ」 「それ大学受験には役に立たないよ」  亮はそうだなと笑っていた、そうして僕たちは夕食を食べることになった。亮の家のリビングで食べたが美味しい晩御飯だった。亮は家政婦が優秀だからと言っていた。晩御飯を食べ終わったら、また亮の部屋に連れていかれた。亮は僕にちゅっ、ちゅっっと軽いキスをしてきて僕に聞いた。

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