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04執着

「智也、お前本当に好きな奴いねぇの?」 「いない」  僕は亮に嘘をついた、本当は亮のことが好きだったけどそうは言えなかった。そうしたら亮がこんなことを言ってきた。 「それじゃ、俺を好きになれ」 「そんなこと言われても困っちゃうよ」 「俺は智也が好きだから、好かれたいの」 「どうして亮は僕が好きなの?」 「分かんねぇ、ダチとして話してたら好きになってた」 「ふふっ、なにそれ」 「そうやって笑うところとか好きだぜ」 「むう、じゃあもう笑わないようにする」  それはやめろと言ってまた亮が僕を抱きしめて軽いキスをした、ちゅっちゅっってキスされるのはくすぐったくて僕は笑ってしまった。そうしたら亮からディープキスされた、舌も吸われて息も出来なくなるようなキスだった。 「俺はしつこいぜ、智也。ずっとお前しか見えてないからな」 「そんなまさか」 「本当だって来い、見せてやるよ」 「何を?」  亮はアルバムを取り出した、それは幼稚園のアルバムだった。僕たちは幼馴染だから赤ちゃんの頃からの付き合いだ。アルバムの中で幼い亮が僕にキスしてた、いや亮だけじゃない僕から亮にキスしてる写真もあった。 「この頃から智也は可愛くて、キスしてっていうとキスしてくれたぜ」 「嘘っ!?」 「本当だぜ、ほらっ写真に残ってるだろ」 「うぅ、確かに写ってる」 「小学生になる頃か、もうキスしないって言われた時はショックだった」 「僕、幼稚園の頃のことなんか全然覚えてない」  いろんな写真があった、赤ちゃんの頃の写真もあった。いつだって亮は僕にくっついていた。亮はパソコンを起動した、そこにも沢山の写真があったんだけど、小学生のものからで僕が服を脱いでいるものが多かった。 「亮、まさかと思うけど」 「ああ、俺は精通がきたら智也でヌいてた」 「ええっ!?」 「好きな奴でヌくのは当然だろ」 「亮いつから僕のこと好きだったの?」 「うーんと幼稚園から、その頃からお前は俺のもんだって思ってた」  僕はくらくらした、亮の僕に対する執着は異常だった。僕はよく今まで無事でいられたものだ。いや無事でいられてなかった。写真の中には眠っている無防備な小学生の僕に、精液がかかっているものがあった。それ以降もそんな写真があった、眠っている間に僕は亮にいたずらされていたのだ。僕は亮に両肩を掴まれて抱きしめられた。 「俺の執着は異常だろ、智也は一度寝るとなかなか目が覚めないからやりたい放題だったぜ」 「眠ってる僕に悪戯しないでよ」  こんなヤバイ動画もあった、眠っている僕の手を使って亮がヌいてる動画だった。ぼくはこんなこと全然知らなかった、明らかに亮の僕への執着は異常だ。 「なぁ、智也。だから俺と付き合えよ、そうしないと精液まみれのお前の可愛い写真を皆に見せたくなる」 「そんなことしたら、もう口きかないからね」 「俺だって他の奴に見せたくないんだ、俺だけの智也だからな」 「もういい、もういいよ」  僕はパソコンをスリープさせた、もうこんな写真みたくなかったからだ。そうしたら亮が僕を捕まえてベッドに押し倒した、そうしてまた抱きしめられてキスをされた。何度も何度もキスをされて僕は多分顔が真っ赤になっていた。そうしてキスだけじゃすまなかった、亮が僕の下着ごとズボンを下ろした。亮もズボンと下着を降ろしてこういった。 「なぁ、智也。お前俺のことが好きだろ?」 「亮はただの友達だって」 「あーあー、それ聞き飽きた。本当のこと言えよ」 「僕は本当のこと言ってるよ」  そうしたら亮が僕のものと自分のものをくっつけてこすり始めた。僕のものをこすられて気持ちがよくなった。そのまま亮はぼくのと自分のをいかせた。僕のシャツは精液まみれで着れなくなった。亮は僕のシャツを脱がせて床に投げ捨てた、そうして今度は亮は僕のものにフェラチオを始めた、亮の口の中が気持ち良くて僕はいきそうになった。そうしたらぎゅっとものを握られていけなかった。 「智也が本当のことを言うまでいかせない」 「僕は本当のことを言ってるって」 「嘘だな、智也が嘘つく時の癖は知ってんだよ」 「え?」 「だから本当のことを言うまでいかせない」 「や、ヤダッ!! 亮、いかせて」  亮は何度も僕のものを舐めてはいきそうなところで、ぎゅっと握り締めていかせてくれなかった。そんなことが何度も続いて僕は泣きそうになった、いきたい、もう出したくてたまらなくなった。 「ほらっ、智也。お前俺のことが好きだろ?」 「知らない、もう亮なんて知らない!!」 「そんなことを言うといじめるぞ」 「もう十分いじめられてるよ!!」  亮は僕のものをこすったり舐めたりしては、いくっと思う瞬間にぎゅっと握っていかせてくれなかった。僕はもう泣いていた、いきたくて、いきたくてしょうがなかった。 「なぁ、智也俺のこと好きだろ。好きだっていってくれ」 「やだ、うぅ、もういかせてよ。うぅ、いかせてくれない亮なんて嫌いだ」 「嫌いだなんて嫌なこというなよ、本当は俺のこと大好きだろ」 「違うもん、うぅ、亮は友達だもん」 「ふーん、まだいじめてもらいたいんだな」 「やぁ、もうやめて!!」  また亮は僕をいきそうなところでいかせてくれなかった、僕はだんだん頭がぼーっとしてきていくことしか考えられなくなった。だから言ってしまった、言ったら駄目なことを言ってしまった。 「僕は亮のことが好きだよ、だからいかせてぇ!!」  そう言ったら亮は僕のことをいかせてくれた、僕は凄い快感を覚えた。お腹の上に僕が出した精液がこぼれていた。そして亮はこう言った。 「俺のことが好きだっていったよな、智也」 「違う!! あれは亮が脅して言わせたんだ!!」 「俺はお前の可愛いものを握ってただけさ、俺のことが好きって言ったよな。智也」 「言った、言ったけどあれは本心じゃない!!」 「煩い、俺のことが確かに好きだって聞いたぜ。これでもう逃がすもんか」 「やだっ、放して。僕は家に帰る!!」 「帰してなんかやるかよ、これから俺とお前はSEXするんだ」 「いやだよ、そんなことはしたくないよ」  僕は亮に抱きしめられた、お腹に精液がついてるのにお構いなしだった。亮は何度もキスしてきた、キスしながら熱にうかれたようにこう言った。 「智也、愛してる。お前に好きって言われるのをずっと待ってた」 「違うよ、亮は友達だよ」 「お前は俺が好きだって言ったんだ、もう俺のものだ」 「僕は誰のものでもないよ!!」 「俺のものなんだよ、まだ分かってないのか。智也」 「分からないよ!! 亮の言ってることが分からないよ!!」 「だから今から分からせてやるよ」 「亮、止めてぇ!!」  僕は亮がいまから僕を抱くつもりだって分かった、分かったから逃げ出そうとした。この際もう全裸でだっていい、亮の部屋から逃げてしまえばよかった。でも捕まった、捕まってお風呂に連れていかれた。亮の部屋のお風呂はユニットバスだった、だから他にトイレがあったけど、お風呂のすぐ傍にもトイレがあった。そこで亮は僕を捕まえて腸内洗浄をはじめた、恥ずかしいから止めてと言っても聞いてくれなかった。 「智也が俺を好きって言った」  亮はとりつかれたようにその言葉を繰り返した、そして腸内洗浄が終わったら僕をベッドに押し倒した。亮はそのまま僕にキスしてきた、そしてまたあの言葉を繰り返した。 「智也が俺を好きって言った」  僕は亮から逃げようと必死だった、でもできなかった。亮は縄で僕の腕を頭の上で縛った。そして亮はこう言った。 「俺がお前に執着してるのは分かっただろ、だから大人しく抱かれろ、触らせろ、俺を拒まないで受け入れろ」

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