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「あぁあ!」 「奥まで、入りましたよ。」  昴が涙でかすむ目を下に向けてみても、自分の秘所は暁斗の頭で隠れて見えない。  だが、この体がしっかりと暁斗を受け入れていることは、肌で解かった。  そして入った指は、静かに抜き差しされ始めた。  押し入れられ、引き抜かれる、節張った暁斗の太くて長い指。  体の中が弄られる。  内壁が擦れ、異様な興奮をもたらしてくる。 「んッ、あ。あぁ、あ。はぁ、はぁ、はッ」  気が付くと、昴は自分のものを少しずつ扱いていた。  もっと。  もっと、気持ち悦くなりたい。 (もっと、暁斗を感じたい!)  びくん、と昴は引き攣ると、体液を漏らした。  暁斗はそれを、口で舐めてくれる。  あぁ、そんな。  他人の体液を舐めるなんて、そんな!  人に触れられることすら、嫌いだった僕。 (でも暁斗は、そんな僕の体液まで口にしてくれる……!)  そう考えると、後膣から脳天まで痺れるような快感が走った。  緩やかに昇り始めていた昴の精神が、突然沸騰を速めていく。 「あっ、あぁ、暁斗。ダメ。もう、口、離して……ッ!」  もうダメ、出そう。 (いや、出るッ! 出ちゃう!)  暁斗の大きくて温かな手が、性器を掴む昴の手に被さった。  その手で下から支えながら、ペニスを深く咥えこんだ。

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