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「やッ、やッ、あぁ、暁斗! もう……ッ!」  暁斗の喉奥に、昴の精液が勢いよく注がれた。  粘りのある舌触り。  独特の匂い。  だが、嫌悪感はない。 (昴さまのものならば、全く平気な事が、おもしろい)  熱い、熱いひととき。  それを、冷たく冴えた月の光が照らしている。  果てて身を細かく震わせる昴の性器を、暁斗は丁寧に舐めて清めた。  さらに、ウエットティッシュで拭いてやった。  性交の跡形を、微塵も感じられないようにしてあげた。  乱れた服を整え、肩を抱いてやると、昴は素直に身を預けてきた。 (こういう仕草もまた、可愛らしい)  暁斗は、昴の小さな頭に、軽く触れた。

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