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 体内を指で探りに来る、暁斗。  それでも昴が抵抗すれば、そこでやめてくれる。  前だけを優しく慈しみ、時には口に含んでさえくれる。  そうして快楽の海に解き放たれた昴は、暁斗の腕の中で絶頂を迎えるのだ。 「あ、あッ。暁斗、もう、もう……ッ!」 「構いません。そのまま出してください」 「やッ、ぃやッ。あッ、あぁッ、んぁああ!」  暁斗の広い手のひらが、温かな昴の体液で満たされる。 「昴さまのものは、とても熱いですね」 「……馬鹿ッ」  どろどろになってしまった暁斗の手が、さらに昴のペニスをゆっくり揉み込む。  滑らかな感触は、また違った刺激を与え、昴はもう一度大きく跳ねた。 「ッう、あぁッ!」 「ふふ。また出ましたよ」 「もぅ、暁斗のバカッ……!」  これを最後に、暁斗は昴の汚れた体を固く絞ったタオルで清めた。  されるがままに身を任せる、昴だ。  この事後のひとときも、昴は好きだった。 (暁斗は、僕を大切に想ってくれてるんだ)  そう確認できるような気がしていた。

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