75 / 226

17

「私のものが挿入れば、もっともっと心地悦いですよ」  そんな暁斗の言葉は、まるで悪魔のささやきだ。  はぁ、と昴は熱い息を漏らした。  暁斗。 (暁斗のものが、この僕の内に挿入ってくる)  怖くなった。 (指だけでも、頭が、体がどうにかなってしまいそうなのに……!) 「ですが、まずはこれから」  暁斗の指で緩んだ昴の後膣に、先程のアナルプラグが突然入れられてきた。 「やッ! 暁斗!?」 「これを入れたまま、明日一日過ごすのです。晩になったら、抜いて差し上げます」 「そんな」 「自分で勝手に抜いてはいけませんよ。我慢してください」 「ウソ……」 「我慢できたら、ご褒美にまた可愛がって差し上げましょう」 「暁斗の……馬鹿ァッ!」  暁斗は、枕で、ばふんばふん叩かれた。  しかし、昴の動きはだんだん鈍くなっていった。  入れたプラグが彼の内壁に当たって、セクシャルな刺激を与えているのだ。  しまいには、とろんとした目の色でもたれかかってきた昴に、暁斗は優しく口づけた。

ともだちにシェアしよう!