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「あぁ、暁斗ッ! あ、あぁ、あ! はぁ、はぁ、あぁッ!」 「どうです、昴さま。具合は悦いでしょうか?」 「ぃやッ! もう、バカッ! バカ暁斗ッ!」  暁斗が腰を引くと、体内が引き攣れて、鳥肌が立つほどの悦楽が湧きあがる。  暁斗が腰を挿れると、先端が感じるところを擦って、気が遠くなるほどの快感が生まれる。 「あ、あぁ! あんッ! や、ぃやぁあ!」  嫌と言う割には、悦い表情だ。  暁斗は、昴の愛らしい顔に酔いしれた。  薄く開いた瞼が、いい。  仰け反った首筋が、いい。  桜色に染まった肌が、いい。 「いいですよ、昴さま。とても、とても悦いですよ!」 「や、あぁ、あ。あぁああ!」  昴が、勢いよく精を吐いた。  飛沫が暁斗の口元まで飛んできたが、彼はにやりと笑い、それを舌で舐めとった。  そして、さらに深く深く、腰を穿った。 (こ、この粘っこい水音が、淫らだよぅ……!)  昴は、そう感じて頬を赤くしたが、すぐにまた意識が熱く煮たってきた。

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