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第14話-4 突然の誘い

目が合い、
「…秋?」と春が少し驚いた様子でそう呟いた。 春の隣にはマネージャーらしき女性がいて、
春が秋に声をかけたのを見て
気を利かせたのか、
少し電話してくるからここで待ってて、と
彼女は去っていった。 
二人になり、秋は咄嗟に「お、お疲れ様」と声をかけた。
 すると春も、「お疲れ様」と返事をした。 「さ、さっき、デイプロの人たち見たよ!なんか、収録なの?」 「うん。秋は?」 「あ、あ、俺はその、なんか、ドラマの主題歌のコンペの打ち合わせで」 「主題歌?秋が決まったの?」 「あ、いやいや、まだ決まってないんだけど、その、一応、書類が通って、その打ち合わせで」 「そっか。凄いね、決まるといいね」 春がそう優しく微笑む。 「いや、まだ、ほんと、ダメかもしれないし・・」 すると春がニコッと微笑み、「楽しみ」と言った。

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