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第109話

 すると、解された孔に指よりも大きいものが触れてきた。ロドルフの昂りだろう。  他人のものに触れたことがない上に、敏感な場所のせいかとても熱い。  ぴとぴとと触れては離れてを繰り返し、エドワードを慣らしてくれている。その感覚は、徐々に気持ちいいと感じていた。  何度目かのところで、触れる勢いのままぐっと挿入してきた。 「ああぁぁっ……」  指よりも圧倒的に大きいものが、ぎちぎちとエドワードの入り口を拡げていく。痛みはないけれど、先ほどよりも圧迫感が大きいせいで身体が震えてしまう。 「殿下……痛くないですか?」 「う、ん……大丈夫、っ……あああっ」 「すぐに慣れてくるかと思いますので、このまま進めますね」  ロドルフはエドワードの頭から手を離してしまった。すぐに両手でエドワードの腰を掴んで、エドワードの動きを抑える。  再びロドルフのものがエドワードの中を進んでいく。肉壁が擦れる感覚に震えが止まらず、身体が喜んでいる。これでは発情が強まっている気がしてならない。

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