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第110話

「はぁっ、あぁっ!」  激しい痺れが全身に広がっていった。指でも同じような反応をしたので、同じ場所なのだろう。  ロドルフは腰を止めてその場所から動かなかった。しばらくすると、抜けていく感覚がした。 「い、やぁ……だめぇ……」  だが全てが抜けてしまう前に、再びエドワードの中を進んでいった。先ほど激しく震えた場所を、ロドルフの先端が触れてきて、思わず叫ぶほどに甘い声を出してしまった。  その部分を小刻みに何度も触れられて、擦れる度にエドワードはビクリと震えながら声を漏らした。不思議と嫌な感覚は一切なく、下肢はいつ達してもおかしくないほど昂っている。  ロドルフはエドワードの敏感な場所を容赦なく擦り続ける。 「あっ、で、出ちゃ……ロドルフ、出ちゃうぅっ!!」  エドワードはビクビクと身体を震わせながら達してしまった。だが、身体は興奮したままの状態が続いており、治まる気配は微塵も感じられなかった。  同時に、ロドルフはさらに奥へと進んでいった。指よりも深い感覚は、エドワードのペニスから白濁を出しきらないまま昂り続けさせている。  ずるずると中を押し拡げながら進んでいくと、臀部にロドルフの温もりを感じた。限界まで挿入ったようだ。

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