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第128話
エドワードはベッドに腰かけてロドルフの顔を見上げた。
すると、すぐ目の前にまでロドルフの顔が迫っており、次の瞬間には唇が重なった。何度触れてもドキリと脈打って、それから気持ちいいと嬉しさが込み上げてくる。
あまりにも嬉しくなり、エドワードはロドルフの首に腕を回した。自らの熱を押しつけるように、ぎゅっとロドルフに触れる。
ロドルフはそれに応えてくれたのか、ねっとりと熱いものがエドワードの唇をなぞった。何度も繰り返していき、次第に隙間を割り開くような動きに変化していく。
反射的にエドワードはロドルフの舌を招き入れると、そのままエドワードの舌が絡め取られてしまった。ロドルフのされるがままに貪られ、全身がゾクゾクと震えるほどに熱くて気持ちいい。
「んっ……んぅ、うぅん」
くちゅくちゅと水音が響き、やけに恥ずかしく思えてきた。それでも、この気持ちいい熱を手放す気にはなれなかった。
ロドルフの両腕がエドワードの背中をすっぽりと包み込んだ。そして、キスをしながらエドワードの上体を倒していった。
「んっ!」
ロドルフに押さえつけられたような格好になったところで、再び唇を貪られる。どちらのものか分からない唾液が、エドワードの口元を濡らす。
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