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第131話
名残惜しさを感じながらエドワードは無防備に伏せた。あっという間にズボンは脱がされて、ロドルフに秘部を晒す格好となる。恥ずかしさよりも、早くロドルフの熱が奥まで欲しくてしょうがなかった。
がさごそと遠くで物音がしたと思ったら、足元のベッドが軋んだ。それからカチッと瓶の音がして、臀部に生温かいものが流れてきた。
「ひぁ、ん……ぅ」
濡れた孔に、ロドルフの指がきゅっと押してきた。
「んっ、そ……こは……あぁ」
だが、何度も触れてくるだけで入れてくれる気配はなかった。エドワードは思わず腰を上げてさらに晒す格好になった。
ぴとり、と指が止まって、今度はくるくると円を描くように指が動かされる。少しくすぐったくて、笑うような声が漏れてしまった。
「ふ、ふっ……ふ……あぁっ、はぁ!」
エドワードが油断しているところに、いきなり指先が孔の中に入ってきた。そのままぐいぐいと中を刺激する。
異物感はあるものの、ロドルフの熱がエドワードの中を熱くしているようだ。
ゆっくりと指が進んでいき、しばらくしたところで突然激しい痺れがエドワードの全身を駆け抜けた。この前も同じ場所で同じようになっていた気がする。
ロドルフはそこを何度も擦ってきて、その度にエドワードはびくびくと身体を震わせていた。
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