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第157話

「あっ、だ、だめっ、んんんっ……」  気づけば甘ったるい声が勝手に漏れ出て、エドワードはロドルフに胸元を差し出す形になっていた。  すると、ロドルフは突然舌を這わせてきた。 「あああぁっ!!」  ざらりと舐められた途端、激しい痺れがエドワードに走った。特に機能のない飾りだと思っていた部分が、こんなにも感じるとは思わなかった。  エドワードの反応を見てか、ロドルフは執拗なまでに繰り返してくる。まるでエドワードの反応を楽しんでいるとしか思えなかった。  その上、身体は求めているようで下肢が熱く反応を示している。 「エドワード様……気持ちいいですか?」 「んっ…………は、反対も、触って……」 「分かりました」  エドワードの腰を掴んでいた右手が離れ、指先で反対の突起をこねる。舌とは違う感覚に、エドワードの身体は震えが止まらなくなった。 「ひああぁぁっ!!」  エドワードは叫ぶような嬌声を漏らしながら、ロドルフの身体に脚を絡める。より密着する形となり、ロドルフの動きが激しくなる。同時に布越しで昂りがロドルフの身体に擦れ、直接的な刺激が与えられる。

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