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第158話
「ロド、ルフっ、もう、出ちゃ、出ちゃう……んっ」
エドワードの声を聞いた途端、ロドルフは脚をほどきながら離れていってしまった。エドワードの身体が一気に切なくなる。
「失礼いたしました……」
少し呼吸を乱したロドルフは、エドワードのズボンを脱がせて一糸纏わぬ姿にした。
「ロドルフも、脱いでよ……。苦しくないの……?」
「エドワード様が脱がせてください」
ロドルフに導かれてエドワードの手がズボンに触れる。ロドルフがしてくれたようにエドワードも脱がせていく。
そこから露わになったロドルフの昂りは、エドワードの身体にすっかり反応して反り上がっていた。
対処のために初めて性交したときも同じようになっていたのを思い出した。エドワードのことが好きだったならおかしくない話ではあるし、下手したらキスだけのときも反応を示していたかもしれない。
エドワードは申し訳なく思いつつもクスクスと笑っていた。
その様子を見て、ロドルフはエドワードに顔を寄せてきた。
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