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第163話
エドワードとしては、ロドルフのされるがままにしてほしい。それでも、無理をさせないのもロドルフの優しさかと考えると、嬉しさで胸が苦しくなった。
肉壁をこじ開けながら進んでくるロドルフのペニスは再び硬さを増している。エドワードのことを求めてしょうがないのだろうか。ならば、エドワードももっと欲したい。
ロドルフが動きを止めたかと思ったら、太ももを掴んでいた左手を離して上体をエドワードの方へ近づけてきた。
「お、く……入った?」
「はい。動いても、いいですか?」
「いい、よ。ロドルフの、したいようにして!」
「……手加減できなかったらすみません」
エドワードの腰を掴んだロドルフは、いきなり腰を抜いてすぐに奥まで貫いてきた。
「ああぁぁ!」
逃げられない状態で荒波のように押し寄せてくる快感に、エドワードはただよがるしかできなかった。
求めていた刺激よりも、明らかに激しかった。今までどれだけロドルフが加減してきたのかと驚きが強いが、今こうして想いを通じ合わせて身体を繋げていることが奇跡のように感じた。
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