3 / 12

第3話

尚樹は考え事をするそぶりをし始めた。 ほどなくして尚樹はその口を開いた。 「M字開脚したら写真消すんだな?」 「勿論」龍は笑顔でそう言い尚樹はゆっくりとM字開脚し始めた。 ほどなくしてM字開脚した尚樹はその頬を染め龍はその顔を綻ばせた。 「可愛い」 刹那、龍はスマホで尚樹の恥ずかしい姿を撮影した。 「なっ…テメェふざけんなよっっ」尚樹はM字開脚をやめると龍に掴みかかった。 が、龍はひらりとその身を翻して尚樹はその場に倒れた。 「くそっ」尚樹はそう言うと立ち上がり再び龍に掴みかかった。 龍はその身を翻し尚樹は倒れる…と言う事を数度繰り返した後、龍はその口を開いた。 「尚樹、落ち着いて」

ともだちにシェアしよう!