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第7話

誰にも見られた事のない行為。 尚樹は目の前が真っ暗になったような感覚を覚えた後、ゆっくりと自分の股間にある急所に手を伸ばした。 その時、龍はまるで汚物を観ている人の様な目で尚樹を見つめていた。 数分後。 「…早くイけよ尚樹」 龍はそう言い尚樹は見られてるから興奮しねぇんだよっと言う言葉を飲み込んだ。 これ以上、龍を刺激したくない。 尚樹は目を瞑り懸命に片手を動かし始めた。 「………ッッ」 その時、尚樹の小さな急所から出た体液は尚樹の胸を汚し、龍は少しだけその顔を綻ばせた。

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