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第23話 愛しあえるなんて夢のよう(R18
「はあはあはあはあ、」
入れたまま、腰が抜けたように座り込む。
倒れ込んで美里の両脇に手をつき、そのまま抱きあげようとした。
だらりと手足が弛緩して、口からポロリとタオルが落ちる。
気がつくと美里は失神していた。
もの凄い、感じたことないような快感で、脳みそまで突き抜けた。
「イッちゃってる。はあ、はあ、こんなの、凄い気持ちいい。初めてだ、凄い。」
美里の白い肌を、腹から胸へと撫でて、汗に濡れる首筋を指で辿る。
「綺麗だ。お前とセックス出来るなんて、夢のようだ。」
身を起こし、ヌルヌルとペニスを出し入れして、繋がったアナルのふちを指で撫でる。
「ああ、本当に美里とセックスしたんだ。
もう、絶対、俺を許してくれないと思ったのに。
美里、許してくれてありがとう。」
ヌルヌル出し入れして息を付く。美里の足を上げて見てると、なんか興奮して息が上がってきた。
「ああ、ごめん、もう1回、もういっかーい。」
萎えない身体に、美里の足を上げてもう一度動き出す。
気を失ってるので抵抗が無い。
「 はあはあはあはあ 」
パンパンパンパンッ!
パンパンパンパンッ!
「はあはあはあ、」
はあはあはあ、気持ち、いい。
凄い。気持ちいい。
「はあはあはあ、うっ! くそっ、うー、」
パン、パン、パンッ! グッ、グッ
「うっ、うっ、くっ! はあ、 」
射精して、息を付くと美里の顔に張り付いた髪を指で避ける。
ああああ、何度見ても綺麗だ。
マジか。
こんな美人がパートナーになるなんて、いまだに信じられない。
意識飛ばした間にヤるのが、なんか罪悪感でいっぱいになる。
「ああ、おじさん、ちゃんと幸せにするから。
すいません、すいません、もう一回許してください。
いや、死ぬまでいっぱいセックスするんで、許してください。
その前に、ゴム変えよう。」
ヌルリと抜いて、ゴムを変える。
ぶるっと寒気がするほど、快感にまだ萎えない。
ローション塗って、再挿入する。
ズルッズルッと入れていると、またブルブル震えて腰が上がった。
それでも、足に力が入らないのか脱力したままだ。
グイッと片足上げて、横から突いてみた。
「うぐっ! ぐっ! あ、あ、あ、あ、あ、」
美里は半覚醒で、声だけ出る。
よだれが流れるので、美里の顔にタオル敷いた。
あー、なんかぶっ飛んでる。
チュッ、チュッ、チュッ、チュッチュッチュッ
「ぐっ、ぐっ、うっ、あ、あ、あ、」
あーー、また締まってきた。
ペチッ、ペチッ、ペチッ、パンッ!
「ヒイッ!イッ!イッ!あーーっ!いっ! 」
「く、くそ、」
持ってた左足を外し、膝裏押さえて足を限界まで広げて突き入れる。
美里がシーツをかきむしった。
「ぐうーーー、」
パンパンパンパンッ!
「うっ、うっ、うっうっうっうっ、ヒイッ、いいっ! 」
やってる途中で気がついて、滅茶苦茶首を振る。
「ごめん、ごめん、美里! はあはあはあ
くっそ、気持ちいいんだよぉ! ウッウッ、
く、くそ、まだ、もうちょっと。」
グチュ、グチュ、ぐちゅ、じゅっ、
「ひっ、あっ! あ、あ、あっ! 」
美里の身体が痙攣するように跳ねた。
もう少し、もう少しで満足するから。
「ああああ、ごめん、ごめん 」
ぐちゅ、ぐちゅ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、
ちゅっ、ちゅっ、パンパンパンパンッ! グッ、グッ、
密着度求めて押し入れる。
ちゅっ、ちゅっ、パンッ!
「ひいひいひい、ハアッ! アーーッ!」
ガクガクガク、
「あ、あ、ヤバ、これ前立腺攻めてる。」
身体を起こして抽挿を繰り返し、のたうつ美里の両手を取る。
「うっ、うっ、くっ! 」
ぐいぐい引いて、逃げられない身体に何度も打ち付け、そしてようやく射精する。
最後の一滴まで出し切って、ようやくなんとか満足した。
「はあああ…… 美里、おい。」
また意識が無い。ドライでイッちゃってる。
ペチペチ叩くとふうっと意識が戻ってきた。
「美里、ほら、美里、目を開けて。美里。
俺ばっか、勝手にやってるだけじゃ寂しいよ〜
みさと〜、返事してよ。」
ぐにゃぐにゃになっちゃってる手を引いて身体を起こす。
首がブラブラして全然座らない。
「ミ〜 ッ〜 も〜〜 らめ 」
「あー、お前感度良すぎるんだよ。
1回したら、だいたい落ち着くんだけどなー、お前3回してもヒーヒーだもんなー
セックス、どうだった? 」
「あーー、 もうらめ。しぬ 」
「死ぬ〜?? 痛かったの? 」
顔上げて、首を振る。
汗が凄い。冷や汗なのか、熱い汗なのか良くわからない。
「なんかゾクゾクするんだよ〜 ゾクゾクして死ぬ。」
苦笑して、ベッドに下ろして、グッと腰を持ち上げキスをした。
「うぐー! うー 」
「なに? どした? 」
「あああー、しびれてビクビクするう〜 」
「それ気持ちいいって言うんだよ。その内慣れるよ。座ろっか。」
「む、無理、無理。はあはあ、」
「いいもんだぜ? 繋がったまま座って抱き合うの。」
繋がったまま、身体を起こしてあぐらを組み、腕を引き寄せて抱っこする。
「ううっ、うううっ! ひいっ、ひいっ」
ビクビクする美里と抱き合って、身体をピッタリ密着させた。
「ふかっいっ、いっ、うっ」
「どうだった? 」
「はあ、はあ、はあ、うっ、うっ、も、もう、もう覚えてない。はあはあ」
「ヒイヒイ、すっごいな、お前さ。
もの凄い締まるの、毎日やりたくなるわ。」
「し、死ぬ。」
「冗談だよ。キスしよ。」
「ん、む、」
チュッ、クチュッ、チュ、
「なんか苦い。」
「あー、お前のザーメンの味。」
「げえええええええ! なんで飲むんだよっ! 汚いだろ?! 」
「んー、じゃあ俺の飲んでくれる? 」
「んー、んー、 いいよ。」
「きったねえ! 」
「きっ、汚くないもん。」
「ならお相子じゃん。」
じっと抱き合って、耳の匂いを嗅ぐ。
ああ、シャンプーの匂いだ。いや、これ美里の匂いだ。ああ、気持ちいい。
「気持ちいいだろ? 抱き合うの。」
「うん、気持ちいい。もっとギュッとして。」
「ほら、ぎゅーっ と、折れそうで怖いな。もっと食べて太れよ。」
「うん、これからよろしくね。」
「ああ、やっと一緒に暮らせるな、へへ、俺な、凄く嬉しい。」
「うん、僕も。こうやって抱き合えるってさ、夢みたいだ。
温かい、健人の身体。」
「ごめんな、慌てて帰ることになっちまって。」
「別に、いいよ、また来れば、いいから。」
健人が笑って、美里とおでこを合わせる。
美里が、変わった。変わってくれた。
「だよな! じゃっ! また明日しよっ」
「それはいや。」
「嫌かよ、善処お願いします。」
「毎日はいや~無理ィ、死ぬ。死んじゃう。」
「あーあ、じゃあ、寝るか。」
「うん。このまま寝るわけには行かないね」
「ヒヒヒ、なに? 俺のペニス恋しくなった? 」
「変態っ! 」
グイッと健人の顔を押しやる。
プイッと背ける美里の顔をくいっと向かせると、最後にキスをした。
「お名残惜しいでしょうが、姫様。
あなたから杭を抜きます。」
「やだ、詩人でエッチだね、ミツミ。」
「セックスの時は健人。」
「ああ健人様、僕のナイト。お名残惜しいですけど、優しく抜いて。」
「わー、エロすぎ、むしゃぶりつきたい。」
「いいから抜け! そっと、そっとだ、」
抜くのに優しくも無いだろうが、美里を横にしてゆっくり抜いた。
「イイイうあああ…… 」
「うわっ、ちょ、締めるな、締まってるって! また立つじゃん。」
抜く時まで身体を突っ張らせて締めてくる。
なんか、楽しめてるのかも良くわからない。
「今度はさ、あんあん、イイ、イイ、イクイクーッて言ってみてよ。」
くねくねして見せたら、ドカッと殴られた。
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