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03.葉鳥、尻の穴使ったセxクスしたことある?
後ろからハグされて、耳元で名前を呼ばれながらうなじにキスされて、後ろから伸びてきた泡だらけの指先で両乳首の乳輪をくるくると撫でられたかと思ったら、カリカリと弾くようイジられた。
「乳首勃起してる」
刺激されて硬くなってる乳首を勃起と言われ、ゾクゾクゾク~~♡ と震えながらもたれかかったら、硬い乳首を両方とも引っ張られる。
「やらし~乳首してんな、ン?」
男だって触られたら反応しちゃうのおかしくないはずなのに、女の子みたいにされてる……って思ってしまう。なのに俺の股間ではまたちんこ硬くなって来てて、目をそらすよう浴室の天井を見上げた。
「ん~~ッ♡ ……ッあ♡ ッあぁ…んっ♡ ダメ……だめ……ッん♡」
うなじにキスをされ、浴室の冷たい壁に押しつけられ、勃起ちんこに紫亞 の腰の硬いの擦り付けられた。当然シアも裸だし、目をそらしていたってそれがなんなのかは分かってる。
「葉鳥 が可愛いから、もうちんぽガチガチ♡」
言われ、背中へキスをされながら硬いちんぽ押しつけられ俺のと一緒にぐちゅ♡ ぐちゅ♡ と扱かれた。
「ッふ♡ ッあ♡」
込み上げる震えに紫亞 にしがみついたのは、濡れた上に泡だらけの足場が覚束ないから。
「葉鳥 、尻の穴使ったセックスしたことある?」
核心をつくようなことを訊かれ、
「へ……えっ? な、なぃ……よ」
俺は狼狽えながらも答えた。
「俺、女の子とだったらしたことあるんだよね、アナルセックス」
「アナ……ル」
ケツの穴でするそれをそう言うことは知ってた。
「そう、ケツの穴にちんぽ突っ込むセックス」
ケツの穴でシてもセックスって言うんだって、知ってる。
「待っ……て、無理……無理」
女の子相手だとしても経験者だって言う紫亞 の言葉に、俺は急に押し寄せて来た現実感のようなものに怯む。
「うん、いきなり突っ込んだりしない」
紫亞 は優しくなだめるよう言って、俺のこめかみや頬にキスした。唇を避けているのは、俺がイイって言うまでしない約束だから。
「お……尻の穴」
それでも躊躇いながらも俺の口が開いたのは、きっと紫亞 が優しく俺のこと可愛がろうとしている素振りに絆されたからなんだろう。
「ン?」
俺の言葉の意図を促すよう耳元に落とされた紫亞 の声に、
「お尻の穴、イジったこと……なら、あるよ」
俺はやっぱり躊躇いながらも、告白していた。
「え? マジ? 自分で?」
俺がそこまでしているのは意外だったのだろう、紫亞 の声には隠しきれない驚きが含まれていて、
「…………うん」
うなずく俺に、
「それってアナニー?」
そこには興奮も滲んでいるの、声だけで分かって、
「…………うん」
またうなずくことしか出来なかったけど、
「指入れてみていい?」
「……いい、よ」
そう言われるだろうことは分かっていたから、俺も興奮しながらうなずいた。
ボディソープの泡だけじゃなく、コンディショナーも追加した指でアナル周りをなぞるよう撫でられ、俺は興奮をこらえてた。
「指とか入れんの?」
アナニーのやり方訊かれて、
「……ッん♡ うん」
それにもうなずく俺の声は、喘ぐよう高く漏れた。
人にケツ穴触られるなんて当然初めてのことだったけど、自分では触ったことあって指も入れたことある。俺はアナルセックスをしたかった訳では無かったけど、好奇心からアナニーを始めたのは半年くらい前。最初は指だけ。指の本数増えてくのに興奮はしたけど、それでも最初は気持ちイイまではいかなかった。
「指だけ?」
肛門のシワを伸ばすようマッサージされながら聞かれるのに、
「……ッあ♡ ッあ♡ ……電動の……エネマグラも、入れる」
通販で購入した電動エネマグラでちょっとずつ開発していったことも告白する。
「エネマグラ? 電動……って、動くの? バイブみたいなやつ?」
紫亞 の指が少しずつ入って……来る。指先を動かしながら少しずつ少しずつ押し込まれて来る。
「気持ちイイの?」
訊かれ、羞恥しつつもうなずく俺に、
「ケツでイケる?」
更に訊かれて、
「トコロテン……できるように、なった」
今ではトコロテンできるようになったの、誰にも言ったことなかったのに、俺の秘密を全部告白していた。
ケツでイケるようになっても男とセックスしたいなんて思ったことは無かったけど、それでも――、
「電車で紫亞 に触られるようになってから……手コキされたの思い出しながらケツいじってた……~~ァああああ♡」
紫亞 の指入って来ちゃったのに、俺は興奮しながら声漏らしてた。
「どスケベだよな、葉鳥 」
ジュプッ♡ ジュプッ♡ ジュプッ♡ ジュプッ♡ ジュプッ♡ ジュプッ♡
濡れた音を立てながらケツイジられんのすごくて、俺は興奮に「ふー♡ ふー♡」言いながら腰をくねらせる。快感よりも興奮。だけど興奮で肌もアナルも敏感になってる。
「男に触らせて興奮する変態だもんな~」
変態って言われたのにますます興奮するの、おかしくなってるって分かる。だけどそう言われても仕方ないほど、俺は紫亞 に何度も何度も触るのを許して来た。それどころか待ってた。電車に乗るたびにシアの手が俺に触れて、周りに人の居る……いつ誰かに気づかれるかも知れない状況でちんこ出されて手コキされるの……待ちながら興奮してた。
「電車の中でケツもイジられたかった?」
見透かすように言われ、
「う、ん……ケツもシて欲しかっ……た♡」
俺はその欲望を認める。ずっと欲しかった。
「人に囲まれながらケツをイジられたがるの、ヤバ」
うん♡ 人前でケツに指突っ込まれて容赦なく前立腺を責める手マンされてみたかった。後ろから熱い股間押し付けてくる紫亞 の温もりを感じながら、ケツイキしたかった。
ヌチュッ♡ ヌチュッ♡ ヌチュッ♡ ヌチュッ♡ ヌチュッ♡ ヌチュッ♡ ヌチュッ♡ ヌチュッ♡ ヌチュッ♡ ヌチュッ♡ ヌチュッ♡ ヌチュッ♡
ヌルついた音になるケツの穴に、
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ♡」
息が荒くなり、甘えた声が止まらない。
「かわいー声」
囁かれ、ゾクゾクも止まらない。
紫亞 に可愛いって言われて嬉しい♡ 嬉しくてたまらない♡
「すぐ柔らかくなって来たし、ちんぽハメられんじゃないの? コレ」
紫亞 の声で「ちんぽ」って言われて、ドキッとした。
「な、俺のちんぽ触れよ」
更に囁かれる言葉のまま、掴まれた手を紫亞 のちんぽに触れさせられる。ズボン越しじゃない生のちんぽだ。すごい硬くて……それに大っきい。すごい。こんなの俺のちんこが子どもみたいに見えちゃうよ。ずっとこんな風に興奮して俺のこと触ってたの?
「――うん、そう、バキバキだろ? これケツ穴にハメられんの想像して? ――うわ、ケツがキュッてしまった♡ 葉鳥 、想像したらそんな反応すんの? メスじゃん」
言われるまま想像したらたまらなくなって、ケツ穴も腹の奥もキュンキュン切なくなるの分かった。俺、今まで一度もちんぽ挿 れられたことなんてないのに、欲しいってなってる。なんで? どうして?
「もー、限界。やっぱちんぽハメさせて? ベッド行こ、葉鳥 」
ハー! ハー! と強く息を乱すよう興奮している紫亞 に言われ、俺は彼を見上げるよう振り返りしっかりとうなずいた。
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