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怜央先輩にお仕置き③
「ぬはッ! ふあッ! ぬあ! ぬあ! んッあ!」
乱れた呼吸を「ハァァッ」とひとつ挟んで、 怜央先輩は改めて抗議した。
「そ、そんなに強く突いたら、先生の指がお尻の穴に刺さっちゃいます……?」
ふと見ると、先生が右手を傍らに投げ出している。
握り拳をつくって、中指だけを一本伸ばしていた。
きっとその指先に弾みをつけて、怜央先輩のお尻の穴を突いたんだろう。
だけど、先生は怜央先輩の抗議をさらりと交わした。
「怜央、やり直しだ……?」
「やり直し……?」
「チ×ポを小さくして、もう一度勃てるんだ。勃ったら、今度こそすぐに歌うんだぞ……?」
怜央先輩にそう告げると、浅井先生は後ろを振り向いて、二人の様子を見守っていた悠馬先輩に声を掛けた。
「悠馬……怜央のチ×ポが小さくなるのを待っている間、悠馬の尻の穴を俺のキスで可愛いがってやろう……?」
突然名指しされて驚いた顔をした悠馬先輩だったけど、すぐに声を弾ませて返事をした。
「はいッ!?」
いそいそと怜央先輩の左隣に駆け寄って、こちらに背中を向けた。
つい先ほど引き上げたローズピンクのビキニパンツを、また太股の半分くらいまで下ろして、お尻を丸出しにする。
怜央先輩を真似るように、目の前の壁に両手をついて、突き出したお尻を怜央先輩と並べた。
浅井先生が、腰を落としたまま左へ一歩移って、悠馬先輩のお尻を前にした。
先輩のお尻の肉に両手を添えると、まずは悠馬先輩のお尻の穴をじっくりと観察した。
「フフフ……怜央の尻の穴も可愛いが、悠馬の尻の穴も可愛いぞ……?」
そう感想を述べた後、先生が悠馬先輩のお尻の割れ目に顔を埋めた。
最初に聞こえたのは、細いけど甲高くて、張り詰めた声だった。
「あ――ッ!」
一瞬の間を挟んで、甲高さはそのままで、一気に大きくなった声が、二つ三つ続いた。
「あぁッ、あぁ、ああぁッ!」
その後、悠馬先輩の声は張り詰めた感じが和らいでいき、ひとつ重ねる度にだらしなく、そして歓びを纏っていく。
「あぁん、あんっ、はあっ……あふ、ふん! あ、はあっ!」
間もなく、体育倉庫には、悠馬先輩の乱れた声が響き渡っていた。
「あぁん、あっ、はぁん、あっふっ、ああんっ……
あん! ふ、ああんっ……」
しばらくすると、悠馬先輩のお尻から顔を上げて、先生が呟いた。
「悠馬の尻の穴、いい声で啼くじゃないか……?」
「いやぁぁん……」
悠馬先輩が悲鳴を上げた。
板についてきた女の子みたいな悲鳴だ。
先生も嬉しかったのか、悠馬先輩のお尻に添えていた手を、先輩の胸へと伸ばした。
「あぁん、あ、あんっ、あぁ……」
先輩が、甘ったるい喘ぎ声を漏らす。
先生が乳首をくすぐっているってことは、すぐに分かった。
「怜央……?」
悠馬先輩の乳首をくすぐりながら、先生が怜央先輩に聞いた。
「お前のチ×ポ、まだ小さくならないのか……?」
「はい……」
ちょっと悔しそうな顔で怜央先輩が答えると、悠馬先輩が口を挟んだ。
「でも……俺にとっては、そのほうがいいかも……? あんっ、あぁ、ん……」
乳首をくすぐられる快感に声を震わせながら、悠馬先輩が言う。
「だって……怜央のチ×ポが勃ってる限り、俺が先生に相手にしてもらえるから……ん、あぁんっ……」
あくまでも冗談っぽい口調だったけど、怜央先輩はやっぱり悔しそうな顔で、悠馬先輩に訴えた。
「悠馬、あんまりイヤらしい声を出すなよ? お前の声を聞いてるから、俺のチ×ポは小さくならないんだ……?」
「ハハハッ……」
笑ったのは、浅井先生だった。
「そうか……? 悠馬の感じてる声を聞いて、怜央は興奮してるってことか……? だったら、もっとイヤらしい声で悠馬の尻の穴を啼かせて、怜央を興奮させてやろう……?」
「やめてくださいッ!?」
怜央先輩は必死に哀願した。
「悠馬の声を聞いてたら、俺のチ×ポ、小さくなりませんッ!?」
だけど、そんな怜央先輩を尻目に、先生はまた悠馬先輩のお尻に顔を埋めた。
「あんっ、あっ、あ――うっふぅん!」
乳首をくすぐられて悶えていた悠馬先輩が、背中を仰け反らせた。
「あふんっ! あっあっ、ふぅん!」
まるで怜央先輩に当てつけるかのように、いっそう破廉恥な声を上げる。
「あふ、ふぅん! あはっ、あっあっあ!」
そんな悠馬先輩を尻目に、怜央先輩も自分の下半身を落ち着かせようと、しばらくは頑張っていたみたいだ。
だけど、結局は諦めたみたいだった。
「先生、ダメです……俺のチ×ポ、小さくならない……」
溜息交じりに、怜央先輩は呟いた。
でも、さっきはちょっとした意地悪でからかった浅井先生だったけど、やっぱり怜央先輩のことも好きみたいだ。
悠馬先輩のお尻の穴にキスしながら、先輩の右の乳首をくすぐっている手だけを下ろして、怜央先輩のお尻の真下に伸ばした。
ちょうど僕の肘から先と同じくらいの距離を取ったところで、さっきみたいに握り拳を作って、中指だけを怜央先輩のお尻の穴に向けた。
束の間の時間を置いた、その後のことだった。
その中指が、怜央先輩のお尻の穴を目がけて、矢のように飛んだ。
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