24 / 25
恥辱の牛乳浣腸⑤
二発目の浣腸液も、実のところその量は決して多くはなかった。
だけど、すでに一発目の浣腸液が溜まっているところに加えられると、衝撃は大きい。
僕はもう大人しくは出来なかった。
「ンンッ!……ン! ンッ!」
“後ろ手”に縛られた全裸の体を細かく震わせながら、喉元から絞り出すような呻き声を繰り返す。
一方の悠馬先輩は、無邪気なものだった。
「怜央ッ、こっちの乳首も、勃ててッ!?」
もうひとつの乳首の勃起を、猫なで声でせがむと、“彼氏”も優しかった。
怜央先輩が、悠馬先輩の右の乳首に添えていた唇を尖らせた形はそのままに、左の乳首に移した。
今度は最初に「チュッ……」と音を立ててキスすると、それから唇を大きく開いた。
突き出した舌を、今度は渦のようにうねらせて、舌先で乳首をクニュクニュと捏ね回す。
「ああっ、あはぁっ……あ、あん!」
右の乳首の勃起で“弾み”が付いてしまったんだろうか?
「あ、あ、あっ、あはぁっ……」
右の乳首が勃起するのにかかった時間の半分くらいで、悠馬先輩は左の乳首が勃起したことを、浅井先生に報告した。
「こっちの乳首も、勃ちましたッ!?」
この頃にはもう、すでに注入されてそれなりの時間が経過した浣腸液が、残忍な効果を発揮し始めていた。
まるで、ずっしりとした巨大なナマズが、お腹の中でのたうち回っているかのようだった。
「ンンン! ンンッンン……」
僕の呼吸には、その全てに低い呻き声が交じってしまう。
「ンンッ! ン、ンッ!」
そこに、浅井先生の手によって三発目の浣腸液が注入されると、僕は悲鳴を上げる以外に何も出来なかった。
「ンンン――んあぁ!おおぉぉッ!?」
この悲鳴の最中に、僕はとうとう号泣に至った。
「お腹が、苦しいっ!? お、お便所に……お便所に行かせてッ!?」
泣きじゃくりながら、後ろにいる先生に哀願すると、先生は腰を上げた。
僕の背中に寄り添って、右耳に唇を近づけると、微かに笑みを含んだ声で、僕に言った。
「行かせてやってもいいが……チ×ポをビンビンに勃てたまま、校内を歩き回るつもりじゃないだろうな……? 俺はこの高校の教師として、そんな恥知らずな行為を許すことは出来ないぞ……?」
「え……?」
「チ×ポが小さくなったら、便所に行かせてやるるよ……?」
♫ ♫ ♫
屈辱的な時間が、また始まった。
ニヤニヤと笑う三人の前で、幾度となく込み上げてくる便意に抗いながら、僕はペニスが鎮まる瞬間を待った。
「ほら……早くチ×ポを小さくしろよ?」
「早くしないと、“お漏らし”しちゃうぞ……?」
途中、悠馬先輩と怜央先輩の二人から、意地悪な野次を飛ばされたりもしたけど、僕の努力は着実に実を結んでいった。
熱 り立っていたペニスは、少しずつではあったけど、確実に縮小していった。
ところが、完全な収縮まであと少しという時だった。
僕の背中に寄り添っている先生が、僕の左右の胸に両手をそれぞれ伸ばした。
人差指の先を僕の乳首に添えて、その指先を細かく震わせる。
「あっ、あん……」
唐突に始まった乳首の愛撫に幾度か悶えたところで、ふと自分の股間に目を遣った僕は、愕然とした。
小さくなっていたペニスが、またムクムクと膨張を始めたのだ。
「先生っ、やめてッ!?」
僕は慌てて、思わず叫んだ。
「乳首、くすぐらないでッ!?」
たけど、先生は聞こえない振りをして、乳首の愛撫を続ける。
「ああっ、ダメっ! ダメ! ダメッ!?」
そのうちに、先生が乳首を愛撫する指先を止めた。
でも、その時にはもう、僕のペニスは完全な勃起を取り戻していた。
その模様を目の当たりにして、二人の先輩もけらけら笑う。
「ハハッ、可哀想な伊織……チ×ポ、せっかく頑張って小さくしたのに、また膨らんじゃったな……?」
悠馬先輩がそう言った後には、怜央先輩が続いた。
「こんなみっともないチ×ポじゃ、便所には行けないなあ……?」
ようやく、これが先生の“意地悪”だと気づいた。
僕をお便所に行かせてくれるつもりは、先生には最初からなかったのだ。
それなのに、先生の言葉を真に受けた自分が悔しくて、僕はいっそう激しく泣きながら、先生に恨み言をぶつけた。
「こんなの、ひどいッ!? ひどいですッ!? 先生は……ズルいですッ!? 」
でも、女の子みたいな容貌で、おまけに“いじめられっ子”の僕が、どれだけ語気を強めたところで、先生が怯む訳もなかった。
それどころか、先生を信じた僕を軽蔑するように、僕に言い放った。
「お前、バカか……? これは“イジメ”の指導なんだぞ? 『便所に行かせてください』って言われて行かせてたら、“イジメ”にならないだろ……?」
そこで、先生は何かを考えるような様子を見せてから、僕の背中から離れた。
高跳び用マットに上がって、例のブリキのバケツの傍らに立つ。
「次の“イジメ”を、今のうちに教えておいてやるよ……?」
また恩着せがましい口ぶりでそう言って、先生がバケツから取り出したのは、二本のロウソクだった。
絵筆が「美術室」なら、きっとこちらは「理科実験室」から先生が勝手に拝借したものだろう。
太さは僕の親指くらいで、長さは僕の顔と同じくらいの白いロウソクだった。
左右にそれぞれ一本ずつ握ったロウソクを見せつけながら、先生は不敵な笑みを口元に浮かべて、その“使い方”を明らかにする。
「これで……お前の乳首やチ×ポを、“火炙り”にしてやる……?」
ともだちにシェアしよう!

