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恥辱の牛乳浣腸⑦

 けれども、悠馬先輩のことを羨む余裕も、間もなくすると失われた。  お腹の苦悶が、僕が耐えうる限界に達したのだ。  そうなると、お尻の穴に刺さっている灯油ポンプのホースの吐出口は邪魔だった。  この吐出口が「栓」の役割を果たしていて、“お漏らし”したくてもできないのだ。 「先生、お願いで、す、ンンン!」  ガクガクと震える声に、時折呻き声を交えながら、僕は先生に哀願した。 「ンンンッ!……と、灯油ポンプを……お尻の穴から、ンンッ!……ぬ、抜いて……くだ……さいッ!」  微かに冷笑を含んだ声で、先生が聞き返した。 「本当にいいのか……? 抜いた途端に“お漏らし”しちゃうぞ?」 「は、はい……」  この期に及んで「お便所に行かせて」などとお願いするつもりはなかった。  それよりも、ナマズが暴れているかのようなお腹の苦悶から、一刻も早く解放されたかった。 「伊織が“お漏らし”するみたいだぞ……?」  僕の右肩越しに、先生が二人に聞いた。 「お前たちも、こっちに来て見ないか?」 「悠馬、どうする……?」  悠馬先輩の乳首をくすぐる指先を止めて、冷笑先輩が悠馬先輩に聞いた。 「伊織の“お漏らし”、見るか……?」  束の間考えて、悠馬先輩は答えた。 「俺……伊織の汚い“お漏らし”なんか、見たくない。それよりも、怜央に乳首をくすぐっててほしい……」 「フフッ……悠馬、可愛いこと言ってくれるじゃん……?」  嬉しそうに呟くと、怜央先輩は先生に返した。 「先生、俺たちは遠慮しときます……」  それから、怜央先輩は僕に言った。 「伊織……俺は悠馬の可愛い声を聞いていたいんだ。お前の恥ずかしい“お漏らし”の音で、伊織の可愛い声を汚すようなことはするなよ……?」  要するに「静かに“お漏らし”しろ」ってことらしい。  もちろん、そんな無理難題を上手くやってのける自信は全くなかったけど、やっぱりお腹の苦悶に急き立てられて、僕は頷いた。 「は、はいっ!」

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