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第101話

「お義父さま、お義母さまお待たせしてすいません」 大急いで着替えをして身支度を整えて、ジュリアンさんたちと応接間に向かった。 「待たせてなんかないわよ。サクちゃん良かった、無事で」 挨拶もそこそこにお義母さまにぎゅっと抱き締められた。 「サクにはスフィルとゼオリクがいますし、それに当家からも一人護衛騎士を出しますからどうぞご安心ください」 恭しく会釈したのちジュリアンさんがそう言うと「一人でなく、二人だ」と廊下から声が聞こえてきた。 「四人は多すぎる」 「そうだ」 「妃殿下の護衛に多いも少ないもないわ」 「そちらばかりずるい」 言い争う声にお義父さまが、 「昔を思い出すな」 くくくと愉しそうに笑い出した。 「私たちの息子たちとスフィルとゼオリクとジュリアンとゲリ―とギルは子どもの頃はいつも一緒にいて喧嘩するほど仲が良かったのよ。大人になってそれぞれに忙しくなって会っても挨拶を交わす程度で話す機会もなくて、サクちゃんが来てくれたお陰で懐かしい昔の光景が見れたわ。ありがとう」 「僕はなにも」 慌てて首を横に振った。

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