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第1話 /12

 女性のようだと言ったのだ。 (許せない!!)  怒りが炎となって、身体中を巡る血液と一緒にみぞおちから頭に上ってくるのが分かる。  エマリーはマニオンを押しのけると漆黒の騎士に向かって顎を突き出して見せた。 「俺を侮辱したこと、必ず後悔させてやる!」  エマリーは吐き捨てるように言い放つと、助け出した少女(正しくは漆黒の騎士が助けたのだが――)と母親の方に向かった。 (絶対に許さない!)  胸の内に怒りの炎を燃やしながら――。 《ありふれた光景と変化の兆し・完》

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