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可愛いと思ったら負け-21

「いいよ、入ろうか」 「え、まじで?」 「何でそんなに驚くんだよ」 「航大が可愛い。俺を煽ってくる……」 「おまっ、うそ、だろ……!」  さっきまで散々していたのに、翼は性欲がバカになったのか、何事もなかったかのように、また勃起させていた。  どれだけ元気なんだよ。 「いちいち可愛いのやめて。俺もう本当に我慢できない。本当に可愛い」 「可愛い可愛いうるさい! 俺は翼の質問に答えただけで、何も煽ってねえよ!」  急いで風呂場へ連れて行くと、冷たいシャワーを翼のさらにぶっかけた。何するんだよと怒られたけれど、そうでもしないと俺ももうさすがに無理だ。 「お風呂が沸くまでの間はダメ?」  水をかけられても元気なままの翼は、シャワーを俺から奪うと、スポンジで簡単に浴槽を洗い始めた。  それからお湯張りの開始ボタンを押す。  その隙に風呂場から出ようとしたが、翼に引き止められ、翼はびっしょり濡れたズボンを浴室に脱ぎ捨てた。 「俺もう今日止まんない」  ぐりっと尻にちんこを押し付けられ、肩を噛まれる。口の中を入れられた指で掻き回され、ふにゃふにゃになった俺のちんこを優しく擦られた。 「なあ、もう無理だって」 「俺も無理……航大可愛い……」  相変わらず肩やら首に噛みつきながら、翼の息が荒くなってくる。コイツ、本当にまた興奮してるじゃん! 「翼、やばすぎだろ」 「だって幸せだもん。ちょっとしたことでも我慢できない」 「さすがにやりすぎだってば……!」

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